契約延長のライコネン「来季もフェラーリに残れて嬉しい、僕らはスパでも速いハズ」
F1ベルギーGPに先立って2018年までの契約延長が発表されたキミ・ライコネンは、来季もフェラーリで走れることになって嬉しい、と語り喜びを露わにした。スクーデリア・フェラーリは、来年もライコネンをレギュラードライバーとして起用する。
「フェラーリのためにドライブすることは特別なことなんだ。来年もこのチームの一員でいられることを誇りに思うよ。フェラーリはフェラーリであって、他のどんなチームとも違うんだ。契約の延長にすごく満足してるし、チームも喜んでくれてるよ。契約も終わったことだし、これからのシーズンに集中していくよ」
チームメイトのセバスチャン・ベッテルはライコネンの才能と能力に疑問の余地はないと語り、続投を歓迎している。政治的な言動を好まないライコネンとの関係は上々であり、ベッテルはライコネンの残留を希望していた。
2004年、05年、07年、09年の4度のベルギーGP勝利経験を持つライコネンは、現役ドライバーの中で最も多くスパ・フランコルシャンで勝利を収めており、契約延長の良いニュースの中で相性の良いグランプリに挑むことになる。
「スパはかなり独特な場所なんだよ。古典的なサーキットで僕の大のお気に入りなんだ。挑戦しがいのあるコースだし、ドライバーにとっても観客の皆にとっても素晴らしいところだと思う。オーバーテイクは多いし、レースでは色んな事が起こるから予測不能なグランプリになるんだ」
「サーキットの特性を考えると、スパは僕らフェラーリ向きじゃないって考えてる人もいるかもしれないけど、今年の僕らはこれまでの所ずっと速さを発揮しているし、過去を振り返ってみてもフェラーリはここで凄く競争力があったよね。大いに期待してるけど、簡単にいくわけはないし、ベストを尽くすだけだよ」