事故に見舞われ自分の足でピットへと戻るマクラーレンのフェルナンド・アロンソ、2018年F1ベルギーGP決勝レースcopyright Mclaren

事故の餌食になったアロンソ、ヒュルケンベルグに激怒「俺らはボーリングのピンじゃない」F1ベルギーGP《決勝》2018

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マクラーレンF1チームのフェルナンド・アロンソは、F1ベルギーGP決勝レースでの多重クラッシュの引き金となったルノーのニコ・ヒュルケンベルグを糾弾「信じがたいミスだ。ニコは僕らをボーリングのピンみたいに扱いやがった」と激怒した。

26日(日)の第13戦F1ベルギーGPでは、オープニングラップでヒュルケンベルグのブレーキングミスを起因とする玉突き事故が発生。ヒュルケンベルグとアロンソ、そして玉突きの被害を被ったシャルル・ルクレール、ダニエル・リカルド、キミ・ライコネンがリタイヤを喫した。

ヒュルケンベルグに突っ込まれたアロンソは宙高く飛び上がり、前方を走っていたルクレールを飛び越えた。ルクレールのマシンに取り付けられていたコックピット保護デバイス「ヘイロー」には深いキズが刻まれており、一歩間違えば深刻な事故に繋がった事を示していた。

アロンソはチャンピオンシップ首位につけタイトルを争っていた2012年のベルギーGPでも同様の事故に巻き込まれリタイヤを喫している。当時ロータスにいたロマン・グロージャンがヒュルケンベルグと同じ様にブレーキングを見誤りルイス・ハミルトンと接触。アロンソや小林可夢偉を含む6台が被害を被った。

一件は審議の対象となり、レーススチュワードはヒュルケンベルグの過失を認定。次戦イタリアGPでの10グリッド降格とペナルティポイント3点を科す裁定を下した

俺らはボーリングのピンじゃない

フェルナンド・アロンソ決勝: リタイヤ, グリッド: 14番手

せっかくスタートが良かったのにガッカリさ。ターン1でオーバーテイクのチャンスが幾つかあったのに。事故らないように注意しながら走り、いつもと同じポイントでブレーキを踏んでミラーを見たら、後続の連中がタイトル争いが懸かったレースの最終コーナーでやるような走り方をしてやがったんだ。

四輪をロックさせて高速で突っ込んでくるニコの姿がミラーに見えたよ。ブレーキングポイントを見事にミスってたんだ。数メートルなんてもんじゃなかったさ。そんなもん避けられるわけがない。何をどうしたらあんな速度で突っ込んでくるのか理解し難いよ。

ドーンっていう衝撃の後にマシンが吹っ飛びシャルルのマシンの上を飛び越えたんだ。ニコは僕らをボーリングのピンみたいに扱いやがった。

この手の事故は大抵深刻な事態を引き起こしがちだから嘆かわしいけど、僕やシャルルを含めた事故に巻き込まれた全員が無事で良かったよ。今日もヘイローの安全性が証明されたわけだ。ヘイローがシャルルを守ってくれて良かった。

体の方は問題ないと思うけど、数時間待ってみて体がクールダウンした後に改めてチェックしなきゃならないね。


優勝はスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。2番グリッドからポールシッターのルイス・ハミルトンを抜き去り今季5勝目。ハミルトンは2位でチェッカーを受けた。3位表彰台にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが滑り込んだ。

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