両肘を付いて手を顎に当てるレッドブル・ホンダのアレックス・アルボン、2020年F1ベルギーGPにて
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アレックス・アルボン、最終周にオコンに抜かれ6位「誤ったタイヤ選択だったかも」

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レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、8月30日(日)に行われたF1第7戦ベルギーGP決勝を終えて「誤ったタイヤ選択だったかも」と語り、第2スティントでミディアムではなくハードを履くべきだったとの考えを示した。

予選5番手のアルボンは中古ソフトでレースをスタート。オープニングラップでエステバン・オコン(ルノー)に先行を許し、1ポジションダウンの6番手に後退したが、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)のクラッシュによって導入されたセーフティーカーのタイミングでピットイン。ミディアムに履き替え、再びオコンの前に出た。

その後はタイヤマネジメントに取り組みながら5位でのチェッカーを目指して周回を重ねたが、ファイナルラップで再度オコンにオーバーテイクを許し、スタートポジションを失う6位でチェッカーフラッグを受けた。

Pos Driver Team Laps Time PTS
5 エステバン・オコン ルノー 44 +40.650s 10
6 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 44 +42.712s 8
7 ランド・ノリス マクラーレン・ルノー 44 +43.774s 6

8位入賞で8ポイントを手にしたアルボンは総獲得ポイントを48に伸ばし、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とランド・ノリス(マクラーレン)を抑えてドライバーズランキング4位に浮上した。

誤ったタイヤ選択だったかも

アレックス・アルボン決勝: 6位, グリッド: 5番手

今日は何をするにも難しい状況で、フラストレーションの溜まるレースだった。空気抵抗が低く、高い最高速を誇るルノーの連中をオーバーテイクするのが難しい事は分かっていたけど、その予想が正しかった事が証明される形になってしまった。

スタートタイヤのソフトの感触はかなり良く、ミディアムに履き替えた際のピットストップでクルーの皆が素晴らしい作業をしてくれたおかげで、何とかオコンの前に出ることができた。

ミディアムタイヤのデグラデーションは想像以上だった。誤ったタイヤ選択だったかもしれない。できる限りプッシュしてオーバーテイクを試みたけど、タイヤが終わってしまい為す術がなかった。モンツァに向かう前に今日のレースを検証してみるつもりだ。

とは言え、チャンピオンシップで4位に上がれた事は嬉しい。上手く前に進めている事の証しだからね。


8月30日(日)にスパ・フランコルシャンで行われた2020年F1第7戦ベルギーグランプリ決勝レースでは、メルセデスのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインを飾り、今季5勝目を挙げた。2位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3位表彰台にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が上がった。

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