フェルスタッペン最速、手応え得たレッドブル…アルファタウリは温度低下に苦戦か / F1バーレーンGP《FP2》結果とダイジェスト

照明に照らされたバーレーン・インターナショナル・サーキットを周回するレッドブルのセルジオ・ペレス、2022年3月18日F1バーレーンGPフリー走行2にてCourtesy Of Red Bull Content Pool

2022年F1第1戦バーレーンGP金曜2回目のフリー走行が現地3月18日に開催され、レッドブルRB18を駆るマックス・フェルスタッペンが初日を最速で締め括った。

2021年のF1ワールドチャンピオンは第1・3セクターで全体ベスト、ミドルセクターで自己ベストを繋ぎ、1分31秒936のファステストを刻んでシャルル・ルクレール(フェラーリ)を1000分の87秒差で2番手に退けた。

チームメイトに0.497秒遅れながらも3番手にはカルロス・サインツが続き、FP1に続いてフェラーリが2-3と上位につけた。フェルスタッペンと並びもう1台のRB18を駆るセルジオ・ペレスは、僚友から1秒落ちの7番手に留まった。

陽は落ち、予選・決勝と同時刻帯のプラクティス2は気温17℃、路面温度24℃のドライコンディションでスタートした。60分のセッションを通して路面は2度低下した。

FP2では全車がソフトタイヤを履いてタイム計測に取り組んだ。諸条件が一律ではないために直接比較はできないものの、FP2のタイムシートはチーム間序列を占う上でより良い洞察を与えてくれる。

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表はセッションを振り返り「本当にポジティブな1日だった」と手応えを得た様子をみせた。

「今日はコンディションが異る2回のセッションの両方で、ショートラン、ロングランともに上手くやることができた」

「もちろん、搭載燃料やエンジンモードなど、考慮に入れるべき点はたくさんあるが、今日の走りにはかなり満足している」

日没を迎え、フェラーリ・パワーユニット勢はフィールドを暴れまわった。

走行わずか2周に終わったFP1を経て、アルファロメオのバルテリ・ボッタスは失われた時間を埋め合わせるべく精力的に走り込み、全車最多となる30周を計上した上で堂々の6番手をマークした。周冠宇も僚友とのギャップを1秒に抑える15番手を記録した。

ハースも本領の一端を見せつけた。ミック・シューマッハはペレスに迫る8番手を記録し、ケビン・マグヌッセンも10番手タイムをマークした。

アップデートが「期待外れ」なメルセデスは、ジョージ・ラッセルがサインツに1000分の9秒差の4番手を刻んだ一方、ルイス・ハミルトンはDRSにトラブルを抱えた挙げ句、右フロントブレーキとポーパシングに関する問題に見舞われ、チームメイトからコンマ6秒落ちの9番手で初日を終えた。

アルピーヌもポテンシャルの一端を見せつけた。エステバン・オコンは12番手に留まったが、フェルナンド・アロンソはトップ4からコンマ3秒遅れながらも印象的な5番手タイムを刻んだ。

FP1最速のアルファタウリは涼しいコンディションに手こずったか。ピエール・ガスリーは13番手、角田裕毅は14番手に留まった。なおスチュワードは角田裕毅がターン8でルクレールの走行を妨害した可能性があるとして、一件を審議する決定を下した。

角田裕毅はまた、ストロールとも軽く接触する場面があり、ストロールはチーム無線で「バカ野郎」と罵倒した。

スチュワードはセッションを終えて、ルクレールとの一件で角田裕毅を戒告処分とし、角田裕毅との一件でストロールを戒告処分とする裁定を下した。

角田裕毅、2022年戒告処分第一号に

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シャルル・ルクレール(フェラーリ)の走行を妨害する角田裕毅(アルファタウリ)、2022年3月18日F1バーレーンGPフリー走行2にて

マクラーレンも順風満帆とはいかなかった。ランド・ノリスは27周を走って11番手タイムでクルマを降りたが、水漏れに見舞われたダニエル・リカルドは12周を走ったのみで早々にヘルメットを脱いだ。コロナ感染によりバーレーンテストを全て欠席している事を踏まえると全く理想的とは言えない。

ニコ・ヒュルケンベルグは2年ぶりの実戦に向け、初めてドライブするアストンマーチンAMR22に慣れるべく、ミディアムタイヤを使って長めのランを繰り返し、僚友ストロールにコンマ1秒差の17番手タイムを記録した。

タイムシートの最も下に沈んだのはウィリアムズ勢だった。ニコラス・ラティフィは19番手、アレックス・アルボンは20番手で初日を終えた。

バーレーングランプリの3回目のフリー走行は、日本時間3月19日(土)21時から1時間の日程で開催される。

2022年F1第1戦バーレーンGPフリー走行2(FP2)リザルト

Pos No Driver Team Time Gap Laps
1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・RBPT 1:31.936 20
2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:32.023 +0.087 20
3 55 カルロス・サインツ フェラーリ 1:32.520 +0.584 22
4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:32.529 +0.593 25
5 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ・ルノー 1:32.877 +0.941 24
6 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ・フェラーリ 1:32.951 +1.015 30
7 11 セルジオ・ペレス レッドブル・RBPT 1:32.958 +1.022 20
8 47 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 1:33.085 +1.149 24
9 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:33.144 +1.208 23
10 20 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 1:33.183 +1.247 23
11 4 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 1:33.280 +1.344 27
12 31 エステバン・オコン アルピーヌ・ルノー 1:33.360 +1.424 25
13 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・RBPT 1:33.621 +1.685 24
14 22 角田裕毅 アルファタウリ・RBPT 1:33.789 +1.853 26
15 24 周冠宇 アルファロメオ・フェラーリ 1:33.953 +2.017 27
16 18 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 1:33.958 +2.022 25
17 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アストンマーチン・メルセデス 1:34.061 +2.125 28
18 3 ダニエル・リカルド マクラーレン・メルセデス 1:34.166 +2.230 12
19 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 1:34.486 +2.550 28
20 23 アレックス・アルボン ウィリアムズ・メルセデス 1:34.735 +2.799 22

コンディション

天気晴れ
気温17℃
路面温度24℃

セッション概要

グランプリ名 F1バーレーンGP
セッション種別 フリー走行2
セッション開始日時

サーキット

名称 バーレーン・インターナショナル・サーキット
設立 2004年
全長 5412m
コーナー数 15
周回方向 時計回り

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