
ガスリー、AT03の性能を”最大限に”引き出し10番手「良いレースができると思う」
スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは19日(土)に行われたF1第1戦バーレーン公式予選で会心の走りを披露し、ポールのシャルル・ルクレール(フェラーリ)から1.780秒遅れの10番手を刻んだ。
涼しいコンディションの中でAT03がそのポテンシャルを発揮しきれない状況の中、各ラウンドを通してコンマ3秒ずつタイムを削っていった。最終的に8番グリッドを手にしたフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)との差は0.143秒だった。
テクニカル・ディレクターを務めるジョディ・エギントンは「ピエールは予選で非常に良い走りを見せ、マシンの性能を最大限に引き出してQ3進出を果たした。皆にとって素晴らしい結果になった」と評価した。
良いレースができると思う
ピエール・ガスリー予選: 10位 / FP3: 13位
今日の出来には本当に満足だよ。予選で苦戦するのは分かっていたから、Q1で3セットの新品タイヤを使ったんだ。でもQ2では本当に力強いラップを刻めて、1セットだけで終える事ができた。こんな事、全然予想してなかったよ。
もちろん、もっと上のポジションを懸けて戦いたいとは思ってるけど、今は対処しなきゃならない問題がある。プラクティスでのパフォーマンス、特にコンディションが涼しかった事を踏まえれば、僕らは今日の出来に満足すべきだと思う。
明日は新車での初レースだから何が起こるかを予測するのは難しいけど、プラクティスでの感触から言えば良いレースができると思う。大量ポイントを狙っていくつもりだ。
2022年F1バーレーングランプリ決勝レースは、日本時間3月20日(日)24時にスタート。1周5412mのバーレーン・インターナショナル・サーキットを57周する事でチャンピオンシップを争う。