Published: Updated:
メルセデスのバルテリ・ボッタスが、バーレーンGP予選を振り返りコメントを発表した。
ボッタスはキャリア5年目にして初のポール・ポジションを獲得。2番手のルイス・ハミルトンを0.023秒差で引き離した。フィンランド人がF1でポールを獲得するのはおよそ10年ぶり。2008年にマクラーレンのドライバーを務めていたヘイキ・コバライネンが、第9戦イギリスGPで予選1番手となった時以来である。
ボッタス:バーレーンGP予選を終えてのコメント
バルテリ・ボッタス
予選:1位 / 1:28.769
「F1での初めてのポール・ポジションに本当に満足してる。今年で5年目のシーズンだから、ちょっと時間がかかっちゃったね。でも現実にポールを獲得することが出来たし、これからも多くのポールを獲得できればと思ってる。いい気分だよ。フィンランド人がF1で最後にポールを取ったのは10年も前だってことに気づいてなかったよ。いつものようにフィンランドの人達と母国を代表して走れたことを本当に誇りに思う」
「ここはすべてを完璧にまとめ上げるのが難しいサーキットなんだ。かなりテクニカルだし、トリッキーなコーナーがいくつもある。でも今まで以上にマシンの感触が良かったし、1周をうまくまとめ上げることができた。嬉しいことにポールに値するラップだったよ。このマシンを僕に用意してくれたチームの皆にお礼を言いたい。2台揃ってのフロントローからのスタートは素晴らしいことさ」
「今週末、僕らは夕方のコンディションに焦点を定めて作業をしてきた。マシンから最大限のラップタイムを引き出すという最高の仕事を成し遂げたんだ。少しの間だけどこの余韻を楽しむつもりだよ。大事なのは明日の決勝だからね。決勝レースで最大限の結果を得ることが何よりも大切なのは言うまでもない。僕らはチームとして決勝を力強い結果で終えられると思う」
今季ウィリアムズからメルセデスへと移籍したボッタス。チームメイトのハミルトンにどれだけ肉薄できるかが注目されていたが、移籍後3戦目にしてハミルトンに打ち勝ったのはお見事。コバライネンは10年前のイギリスでポールを取りながらも決勝では5位に終わっている。ボッタスにはこのまま自身初勝利を掴み取ってもらいたい。
予選の詳しい模様については「バーレーンGP予選ダイジェスト」を参照いただきたい。F1バーレーンGP決勝レースは、2017年4月17日(日)00:00からバーレーン・インターナショナル・サーキットにて行われる。