バクー市街地コースを歩くフランツ・トスト
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トロ・ロッソ代表、ハートレーのF1初ポイントを祝福「期待以上の成果」

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4月29日(日)のF1第4戦アゼルバイジャンGP決勝レースを振り返ったトロロッソ・ホンダのフランツ・トスト代表は、10位入賞を果たしたブレンドン・ハートレーを祝福、貴重な選手権ポイントを持ち帰ったルーキーを労った。

ハートレーは19番グリッドからレースをスタート、数々のアクシデントを避けるクレバーなレース運びをみせ、10位でチェッカーフラッグを受けた。ハートレーにとってはキャリア初のF1ワールド・チャンピオンシップ・ポイントであり、チームにとっては2戦ぶりのポイント獲得。4戦を終えて、トロロッソ・ホンダはランキング7位につけている。

バクー市街地コースでの苦戦を予想していたトストにとって、ポイント獲得は良い意味でのサプライズプレゼント。期待以上の成果に一定の満足感を示しながらも、ペース不足が続いている今季マシンSTR13の改善に向けて、ハードワークを続けていくと述べた。

アゼルバイジャンGP決勝を終えて

フランツ・トストチーム代表

全体的に言えば、今週末は我々トロロッソ・ホンダにとって厳しい週末だった。予選で苦労してしまったため、17番グリッドと19番グリッドからレースをスタートせざるを得なかった。

Q2進出は現実的だと考えていたから、あの一件があった時、私はかなりイライラしてしまったよ。ピエールはかなり良いパフォーマンスを見せていて、ブレンドンとのインシデントが起こる前までは、本当に早いラップを刻んでいたからね。とはいえ、後から思えば二人の間に大きな事故がなかった事を喜ばなきゃいけないね。

今日のレースに関して言うと、まずはブレンドンのF1での初めてのポイントを祝福するよ!バクーでのレースが我々にとって難しくなることは分かっていたし、今週末のパフォーマンスは期待していたレベルに達していなかったからね。次のレースではもっと良いリザルトが得られるよう改善を続けていくつもりだ。


2018年F1アゼルバイジャンGP決勝レースは、メルセデスのルイス・ハミルトンが今季初勝利を手にし、チャンピオンシップでフェラーリのセバスチャン・ベッテルを交わしてトップに躍り出た。

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