トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー、バクー市街地コースにて、2018年F1アゼルバイジャンGP
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ハートレー、キャリア初入賞に笑顔「この勢いで次戦スペインに殴り込む」

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4月29日(日)のF1第4戦アゼルバイジャンGP決勝レースに挑んだトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、19番グリッドからのスタートにも関わらず、数々のアクシデントを避けるクレバーなレース運びをみせ10位入賞を果たし、自身初のF1ワールド・チャンピオンシップ・ポイントを持ち帰った。

決勝に先立って行われた公式予選では、チームメイトのピエール・ガスリーとあわや大事故に繋がりかねないニアミスを演じ、その責任を実感していたハートレー。それだけに、キャリア初のポイント獲得は、28歳のニュージーランド人ドライバーを笑顔にするに十分過ぎるご褒美となった。

F1アゼルバイジャンGP決勝を終えて

ブレンドン・ハートレー決勝: 10位, グリッド: 19位

今日は興味深いレースだったね!僕について言えば、今日はミッドフィールドの中でチャレンジできるほどのペースはなかったけど、クリーンにレースを進めることができた。オーバーテイクが必要なエリアで十分に近づけなかったんだ。

僕の周りでは多くのドラマが起こったけど、何とかしてマシンをクリーンに保って、F1での初めてのワールドチャンピオンポイントを持ち帰ることができた。最高だよ!特に、昨日のような出来事があった後だから、今日の僕にとっては無事にレースを終えることが大事だったんだ。

レース中のペースはまあまあOKだったと思うけど、終盤にウルトラソフトタイヤを履いた時は、前のマシンにチャレンジできるような感じじゃなかった。もう少し攻撃的なレースを楽しみたかったけど、ポイントも取れたことだし喜ばなきゃね。この勢いのままに次のレースに行くつもりだよ!


2018年F1アゼルバイジャンGP決勝レースは、メルセデスのルイス・ハミルトンが今季初勝利を手にし、チャンピオンシップでフェラーリのセバスチャン・ベッテルを交わしてトップに躍り出た。

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