ピエール・ガスリー、12位完走もマグヌッセンとの接触で入賞のチャンス喪失
17番グリッドからF1アゼルバイジャンGP決勝レースに挑んだトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、オープニングラップでの数々のアクシデントを避けつつ、6周目には7番手にまで大きく順位を上げてみせた。
だが、周囲と比べて2秒程度も遅いペースでは順位を守ることなど出来ず徐々に後退。13周目には、スタートポジションの17番手に舞い戻ってしまった。
その後もペース不足に苦しむも、ライバル勢のアクシデントの利を活かしながら段階的に順位を上げていき、残り3周のところでポイント圏内の10番手を走行。ダブル入賞に手の届くところまで挽回してみせた。
ところが、ツキのないことにハースのケビン・マグヌッセンと接触。ザウバーのマーカス・エリクソンにオーバーテイクされ、12位でレースを終えた。
接触がなければダブル入賞だっただけに残念
ピエール・ガスリー決勝: 12位, グリッド: 17位
スタートは本当に良かったよ。一周目に17番グリッドからトップ10に入る事ができたんだからね。でも、その後はポジションを守るのが本当にきびしかったんだ!後続のマシンから順位を守れず、ストレートで次々にオーバーテイクされてしまった。本当に難しいレースだったよ!
最後のリスタートの後、ケビン・マグヌッセンとのインシデントがあった。彼にウォールに追いやられてしまったんだ。あの接触がなければポイントを獲得できていたはずだし、こんなにもリタイアの多いレースだっただけに、かなりストレスが溜まるよ。
2018年F1アゼルバイジャンGP決勝レースは、メルセデスのルイス・ハミルトンが今季初勝利を手にし、チャンピオンシップでフェラーリのセバスチャン・ベッテルを交わしてトップに躍り出た。