マクラーレン「アロンソの事故は完全に馬鹿げている、受け入れ難い」F1オーストリアGP 2017《決勝》

エリック・ブーリエcopyright mclaren.com

ホンダF1の長谷川祐介同様、マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエもまた、オープニングラップでフェルナンド・アロンソが被った事故について「完全に馬鹿げたものであり、受け入れ難い」と語り非難した。

9日日曜のオーストリアGP決勝でのブラックアウト直後、後方からダニール・クビアト(トロ・ロッソ)に追突されたアロンソは、僅か1周目でレースを終える事になった。アロンソは、観光に来たわけじゃないと語り、クビアトの運転に苦言を呈している。

マクラーレン:決勝後コメント

エリック・ブーリエレーシングディレクター

モータースポーツというものには浮き沈みがあるものです。ポジティブな面を振り返る事から始めましょう。ストフェルは週末を通して非常に手堅いペースを示していましたし、彼のチームは全てのセッションでそのステップアップを証明していました。彼はまずまずのレースをしていましたが、レースの大部分を乱気流の中で走っていたため、マシンの真のポテンシャルを引き出すことは出来ませんでした。

彼へのドライブスルー・ペナルティーに関しては冷静に受け止めるつもりです。その時彼はジョリオン・パーマーを捕まえるために激しくプッシュしていました。単に運がなかったのです。

次に残念な点ですが、フェルナンドのレースは忘れ去るべきものだと考えています。彼に過失はないのですから。レースというものがどういうものかは心得ているつもりですが、今回のような馬鹿げたインシデントは全く受け入れ難いものです。たった一周でマシンに相当なダメージを負ってレースを終えることは、余りにも苦々しいものです。

最後に再びポジティブな点に目を向けたいと思います。我々は母国の観衆の前で行われるF1イギリスGPのためにシルバーストンに向いますが、ここでは素晴らしい週末が予定されています。いつものように、彼らを失望させることなく最善を尽くすつもりです。


決勝レースの詳細については、2017年F1オーストリアGP決勝結果とダイジェストを参照されたい。

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