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フェルナンド・アロンソは僅か1周目にリタイヤし、ストフェル・バンドーンも目立ったパフォーマンスを見せることが出来ずノーポイントに終わったマクラーレン・ホンダ。
目標は2台揃っての入賞と語り、それに見合うだけのペースがマシンにあると考えていただけに、チームの失望は甚だしく、ホンダF1のトップを務める長谷川祐介の落胆もひとしおだ。
ホンダF1:決勝後コメント
長谷川祐介ホンダF1プロジェクト総責任者
オーストリアGPでは良い形で週末を始められていただけに、今日のレース結果には非常にガッカリしています。幾らかの問題はありましたが、チーム内の雰囲気はかなり良い感じでしたし、ポイント獲得に足るだけの力強いポジションにいると感じていました。ドライバー達はともに予選を上手くやり遂げ、良い場所からレースをスタートしましたし、我々はセットアップにも満足していました。
フェルナンドは最高のスタートを決めポジションを上げましたが、1コーナーでのインシデントによって、あまりにも早いリタイヤを強いられてしまいました。
ストフェルはマシンに満足している様子でしたし、私は彼が今日初ポイントを獲得できるだろうと考えていました。ところが、彼は午後のレースの大部分をトラフィックの中で戦う事になってしまい、ポジションを上げることが出来ませんでした。
我々はこれからすぐにイギリスへと飛ぶ予定になっています。今シーズン初めてのホームグランプリになりますね。ここでのレースは年間を通してのハイライトになりますし、特別な週末を楽しみにしています。多くのファンや、同僚たち、そして家族が来てくれる事でしょう。彼らに良いレースを見せたいと考えています。
決勝レースの詳細については、2017年F1オーストリアGP決勝結果とダイジェストを参照されたい。