ハース、連続W入賞で7位浮上!問題抱えエンジンブローに恐怖したマグヌッセン、自己最高6位でDOTD選出のシューマッハ
ハースF1チームはダブル入賞を果たした前戦イギリスGPに続き、第11戦オーストリアGPでもその偉業を再現。ミック・シューマッハ(ハース)はDriver of the Dayの自己最高位6位、トラブルを抱えエンジンブローに恐怖したケビン・マグヌッセンは8位でフィニッシュした。
レースを振り返ったギュンター・シュタイナー代表は「ダブルポイントを手にしてチャンピオンシップで7位に返り咲く事ができ、今日はチームにとって本当に素晴らしい結果となった。ケビンのエンジンに1つ、ちょっとした問題があったが、それを除けばあらゆる面を完璧に進める事ができた。チーム全員の多大な努力に感謝したい」と語った。
マグヌッセンのエンジントラブルの詳細は不明だが、この日のレースでは、同じフェラーリ製F1パワーユニットを搭載するカルロス・サインツがエンジンブローによりリタイヤを余儀なくされた。
ハース:F1オーストリアGP決勝
ミック・シューマッハ決勝: 6位
スプリントに続き、ルイス(ハミルトン)とバトルできて楽しかった。
タイヤをマネジメントする必要がある事は分かっていたし、昨日とはかなり違う感じだった。タイヤの挙動から1ストップは無理だとすぐに思ったし、風も結構違っていて対処するのが大変だった。
厳しいレースだったけど、シルバーストンを経てまたダブルポイントを獲得できた。チーム全員が大喜びできる結果だ。DOTDに選んでくれてありがとう。最高だよ。
ケビン・マグヌッセン決勝: 8位
チームにとって本当に最高の週末になった。ようやく、少しばかり運を掴むことができた。ここ4、5戦は上手くいかず、気落ちするなと言われても難しい状況だった。でもこの2戦は運もよく、特に今週末はペースも良かった。
レース中、エンジンに問題が出てしまい、ブローしませんようにって神に祈っていたんだ。結果、そうならず無事にレースを終える事が出来て、めっちゃ感謝してる。
予選もスプリントも、そしてレースも最高だった。ホント、ハッピーだ。
2022年F1第11戦オーストリアGPの決勝レースでは、2番グリッドのシャルル・ルクレールが通算5勝目を上げた。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位表彰台はルイス・ハミルトン(メルセデス)という結果だった。
ポール・リカール・サーキットを舞台とする次戦フランスGPは7月22日のフリー走行1で幕を開ける。