角田裕毅、好調キープ…2戦連続Q3進出の可能性は「間違いなくある」
前戦シュタイアーマルクGPでのポイント獲得を経て第9戦オーストリアGP初日に挑んだアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は1日を終えて、予選Q3進出の可能性は「間違いなくある」と述べ手応えを得た様子を見せた。
7月2日(金)のプラクティスで角田裕毅は、FP1ではバルテリ・ボッタス(メルセデス)に次ぐ5番手、FP2ではホンダ勢2番手となる6番手タイムを刻んだ。いずれもチームメイトのピエール・ガスリーを上回るタイムだった。
今シーズン既に予選で3度のクラッシュを喫しているものの、アゼルバイジャンでの初のQ3進出を経て角田裕毅は先週末にキャリア2度目のQ3進出を果たしており、2戦連続での予選最終ラウンド進出に期待がかかる。
Q3進出の可能性は「間違いなくある」
角田裕毅
FP2: 6位(37周) FP1: 5位(35周)
今日はまずまずの一日でした。先週のペースを維持できて満足しています。間違いなくQ3進出を懸けて争える可能性がありますし、それは本当に良い事だと思います。
ロングランが前回のレース中の課題であったため、これに力を入れて頑張ってきたのですが、この点に関しては凄くポジティブでした。
先週はチームメイトがFP2で走行できなかったため、ロングランのセットアップに頭を悩ませる事になりましたので。
今週は路面温度がかなり低く、FP2の終盤に向けて雨も降ってきましたので、決して楽なコンディションではありませんでした。
今日はラップタイムを少しずつ上げていきながら、予選と決勝に向けてできるだけ多くのデータを集める事を主な目標にしていたのですが、ミスもなく達成できたので満足しています。
初日をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン。2番手にバルテリ・ボッタスが続きメルセデスがタイムシートのトップを独占した。3番手にはマックス・フェルスタッペンが続く結果となった。
F1オーストリアグランプリ3回目のフリー走行は日本時間7月3日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってレッドブル・リンクで開催される。