レッドブルのセルジオ・ペレスとモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ、2024年6月28日(金) F1オーストリアGPスプリント予選
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フェルスタッペンから1.3秒遅れの7番手「何をしていたんだか…」とペレス、”馬鹿”なオコンを非難

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2024 F1第11戦オーストリアGPスプリント予選を7番手で終えたセルジオ・ペレス(レッドブル)は、リザルトが奮わなかったのは「馬鹿」なエステバン・オコン(アルピーヌ)のせいだと非難した。

8分間で行われたSQ3では、最終ラウンドまで生き残った10台すべてが残り3分を切るまでガレージ内で待機する展開となった。そのためピットレーンは混雑し、ペレスはアルピーヌ勢とともに隊列の後方に並んだ。

オコンは前走車とのギャップを大きく空けるようにしてアウトラップを走り、その背後にいたペレスは時間内に計測ラップに入れるかどうか際どい状況の中、不本意ながらもオコンの1秒後方でフライング・ラップを始めることとなった。

結果、ポールポジションを獲得したチームメイト、マックス・フェルスタッペンから1.3秒遅れの7番手でフィニッシュラインを越えた。ペレスは無線を通して、オコンは「なんて馬鹿な奴なんだ」と非難した。

クルマを降りたペレスは「今日は争いに絡めていたと言うのに、エステバンは何をしていたんだか、酷く遅く走らなきゃならなかったらしい」と振り返った。

「僕は彼のコンマ5秒後方で最終ラップに入った。基本的にチャンスはなかった。今日はもっとペースがあったはずなのに、残念ながらそれを最大限に発揮することができなかった」

「今日は争いに加わるべきだった。でも、手に負えない状況によって僕らが必要としていたポジションを得ることができなかった。明日はもっと良い日にしてみせる」

チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「エステバンのせいで身動きが取れなくなってしまい、本来のラップが走れずチェコにとっては残念な結果となってしまった。トップ5に入るだろうと思っていただけに残念だ」と寄り添った。


2024年F1オーストリアGPスプリント予選でポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手ランド・ノリスを1000分の93秒差で退けた。3番手にはオスカー・ピアストリが続き、マクラーレン勢が背後につけた。

スプリントは日本時間6月29日(土)19時から、グランプリ予選は同23時から1時間に渡ってレッドブル・リンクで開催される。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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