フェルスタッペン、首位ルクレールに追いつくには「45戦が必要」
何が起きるか分からないとは言え、開幕3戦で2度のリタイヤを余儀なくされた事でマックス・フェルスタッペンのタイトル防衛の可能性は限りなくゼロに近づいた。曰く、選手権リーダーのシャルル・ルクレール(フェラーリ)に追いつくには45戦が必要だ。
フェルスタッペンはF1第3戦オーストラリアGPの終盤にクルマを停めた。開幕バーレーンGPに続く今季2度目のDNFとなった。いずれもメカニカルトラブルが原因だ。ルクレールとの差は46ポイント差にまで開いた。
レギュレーションで規定されているように、F1は年間に最大24戦しか開催できない。つまりフェルスタッペンは事実上、連覇の望みをほぼ捨てている。
追いつくには「45戦が必要」
マックス・フェルスタッペン決勝: DNF / グリッド: 2番手
完走できなかった事については当然、ガッカリしてる。何か起きたのかはまだよく分かっていないから、ファクトリーに持ち帰って仕切り直すつもりだ。
レース前の段階から既に完走できない可能性がある事は分かっていたから、考えないようにしていた。
チャンピオンシップを争う上でこんな状況は必要ないし、すでにポイントはかなり大きく開いてしまった。チェコが2位でフィニッシュしてポイントを持ち帰ったのは良かったけどね。
簡単に解決できそうにないから、チームとして懸命に取り組んでいかなきゃならない。明日の朝目覚めたら、また今後のレースに向けて集中してできる限り頑張っていくつもりだ。
シーズンは長いから何が起きるか分からないけど、今の状況だと45戦は必要だと思うよ(笑)
4月10日(日)にアルバート・パーク・サーキットで行われた2022年F1第3戦オーストラリアグランプリ決勝レースではフェラーリのシャルル・ルクレールがポール・トゥ・ウインを果たし、2位にセルジオ・ペレス(レッドブル)、3位表彰台にジョージ・ラッセル(メルセデス)が上がる結果となった。
イモラ・サーキットを舞台とする次戦エミリア・ロマーニャGPは4月22日のフリー走行1で幕を開ける。