角田裕毅「こんなに酷いとは…」予想外のパフォーマンス不足で落胆の15位
F1第3戦オーストラリアGPの決勝を15位で終えたスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、58周を通して終始、ペースに苦しんだ事を明かし、レースでのAT03のパフォーマンス不足は予想外だったと振り返った。
マックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツがリタイヤしたため、13番グリッドの角田裕毅にとっては11位フィニッシュが一つの目安であったが、最終的には4台に先行を許す結末に終わった。
テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「ユーキは両コンパウンド(C2、C3)でペースに苦しむ厳しい一日を過ごした。金曜と土曜のセッションで彼はそれなりに満足していたから、原因を理解する必要がある」と説明した。
予想外のペースダウン「こんなに酷いとは…」
角田裕毅
決勝: 15位, グリッド: 13番手
今日は全くペースがなく、レースを通してずっと苦労する事になりました。二度とこのような事が起こらないように原因を突き止めなければなりません。
他のマシンについて行くのもDRS圏内に留まるのも本当に大変で、とにかく全体的にパフォーマンスが不足していました。これほど酷いとは思ってもいませんでした。
とは言えしょうがないことですし、次のレースに向けて前向きに改善を続けていきたいと思います。
4月10日(日)にアルバート・パーク・サーキットで行われた2022年F1第3戦オーストラリアグランプリ決勝レースではフェラーリのシャルル・ルクレールがポール・トゥ・ウインを果たし、2位にセルジオ・ペレス(レッドブル)、3位表彰台にジョージ・ラッセル(メルセデス)が上がる結果となった。
イモラ・サーキットを舞台とする次戦エミリア・ロマーニャGPは4月22日のフリー走行1で幕を開ける。