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米ニュージャージー空港跡地にF1仕様サーキット建設へ、市議会が承認
アトランティック・シティの空港跡地に全長約3.9kmのF1仕様のサーキットやコンドミニアム、商業施設を建設するという30億ドル(約3,900億円)規模の再開発計画が市議会の承認を得た。
これを受け、アトランティック・シティのマーティ・スモールSr.市長は3月23日(木)、本プロジェクトを提案した開発業者「DEEM Enterprises」社との覚書にサインした。
MOU with DEEM signed! Co has 6 months to negotiate redevelopment agreement @ACPressHuba pic.twitter.com/lNQS7qzben
— Michelle B. Post (@MichelleBPost) March 23, 2023
当初、建設期間は6年から9年と見積もられていたが、DEEMのダン・ギャラガー代表によると5年程度で完成する可能性があるという。
サーキットの詳細については明らかにされていないが、「スペイン出身の世界最高峰のデザイナー」が設計した「F1仕様」と説明されている。ただしF1グランプリレースの開催を念頭に置いたものかどうかは分からない。
ニュージャージーでは2010年代前半に「F1グランプリ・オブ・アメリカ・アット・ポート・インペリアル」の開催が計画されていたが実現には至らなかった。1985年にも開催の話が持ち上がったが頓挫した。