F1アメリカ:アルピーヌは「インディ・ジョーンズ」仕様、マクラーレンは「Chrome」仕様、ハースは「星条旗」のカラーリングに
今週末にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催される2024年F1第19戦アメリカGPでは、アルピーヌが「インディ・ジョーンズ」仕様、マクラーレンが「Chrome」仕様、そしてハースが星条旗を彷彿とさせる特別リバリーを採用する。
アクション・アドベンチャーゲーム「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」のプロモーションとしてアルピーヌA524には、同作のロゴとオレンジを主体とした特別仕様のカラーリングが施される。
これに加えてピエール・ガスリーとエステバン・オコンのレーシングスーツにも特別なデザインが採用される。
今回のスペシャルリバリーは、チームのスポンサーであるXboxとの共同プロモーションという形で行われるが、同作はPlayStation 5やPC向けにもリリースされる予定だ。
アルピーヌはベルギーGPでマーベル映画「デッドプール&ウルヴァリン」の公開を記念した一戦限りの特別なカラーリングを、そしてタイトルスポンサーであるBWTとの長期契約の一環として、幾つかのレースでピンクのカラーリングを採用しており、車体のリバリーを変更するのは今年、これが3デザイン目となる。
マクラーレンもアルピーヌと同様、2024年シーズンに幾度となく車体のカラーリングを変更しており、日本、モナコ、そして前戦シンガポールで特別なデザインを採用した。
チームのスポンサーを務めるGoogleのブラウザ「Chrome」をフィーチャーするアメリカGPのスペシャルリバリーは、2006年から2014年までのチームのカラースキームを想起させる仕上がりだ。
母国レースを迎えるハースもまた、ケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグがドライブするVF-24に星条旗を彷彿とさせる特別なグラフィックを施す。
積極的に特別カラーを採用するチームがある一方、2年ぶりにコンストラクターズ選手権首位から転落したレッドブルは、僅かな重量増加を理由に、シンガポールGPとアメリカGPで計画していたスペシャルリバリーの採用を急遽、中止した。