Courtesy Of Scuderia AlphaTauri
アルファタウリ、Flex Boxとの契約を更新…物流面での持続可能性と予算制限に対処
スクーデリア・アルファタウリは2023年シーズンに先立ち、香港に拠点を置く国際的コンテナ製造会社「フレックス・ボックス(Flex Box)」との契約更新を発表した。
この契約の一環として2023年型F1マシン「AT04」にロゴが掲げられる。角田裕毅とニック・デ・フリースが駆るファエンツァの新車カラーは2月11日に米国ニューヨークで発表される。
F1が掲げる2030年のネット・ゼロカーボンの実現に向け、持続可能性と経済性の両面で重要なのがレースチームのロジスティックスだ。
アルファタウリはフレックス・ボックス社の支援を得て、可能な限り航空貨物を減らし、その分を海上輸送に切り替えていく。
スポーツ・ディレクション部門の責任者を務めるマルコ・ペローネは「今年は23戦が計画されている。貨物の物流と予算上限という双方の観点から、我々は各出荷に関してこれまで以上に理解する必要がある」と語る。
「そこで我々はフレックス・ボックスが持つ専門知識の手を借りることにした。これにより物流面で生じる二酸化炭素を軽減し、チームが掲げるサステナビリティの目標を達成することができる」