アルファタウリ・ホンダのイメージ図

アルファタウリ・ホンダ、記念すべき初のF1マシンを「AT01」と命名

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2020年より新たに「スクーデリア・アルファタウリ」を名乗る伊ファエンツァのチーム。その第1号となる2020年型F1マシンの車体名が「AT01」と命名される事が分かった。チームが11日、SNSを通して明らかにした。

当初はトロロッソ時代から続く伝統を引き継ぎ「STR15」と名付けられる可能性も指摘されていたが、心機一転、新しいシャシー名へと変更される。スクーデリア・アルファタウリの正式な英語表記は「Scuderia AlphaTauri」であり、その頭文字を採用した格好だ。

新車「AT01」は、バレンタインデー当日となる2月14日に、シニアチームであるレッドブルの本拠オーストリア・ザルツブルクのイベント施設「ハンガー7」にてお披露目される。イベントの模様は、現地午後20時、日本時間28時(翌早朝4時)からライブ配信される。配信チャネルは追って発表される。

「アルファタウリ」は、レッドブルが3年前に立ち上げたファッションブランドの名前で、おうし座の恒星「アルデバラン」に由来している。先日公開されたホンダの新型パワーユニット「RA620H」のファイアアップ動画の背景には、一面にブラックに近い濃紺が配色されていたため、まだ見ぬ新たなマシンカラーはこれを基調としたものではないかとみられる。

車体名称は一新されたがレッドブルの2ndチームとしての役割も、ドライバーラインナップにも変更はなく、ピエール・ガスリーとダニール・クビアトが今季もステアリングを握る。