2021年2月15日にオーストリアのザルツブルクで開催された「スデリア・アルファタウリF1 AT02 Livery Reveal 2021 - Fashion meets Formula 1」での角田裕毅とピエール・ガスリーCourtesy Of Red Bull Content Pool

アルファタウリ・ホンダ、新コンビに期待…「早期の結果目指す」角田裕毅とチームリーダーとしての責務負うピエール・ガスリー

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アルファタウリ・ホンダはコンストラクター選手権7位に終わった昨シーズンを経て、角田裕毅とピエール・ガスリーの新たなコンビに大きな期待と信頼を寄せている。目標は中団グループトップ争いだ。

角田裕毅はFIA-F2選手権でのランキング3位を手に、2014年の小林可夢偉以来となる日本人ドライバーとして今季F1デビューを飾る。チームメイトのガスリーは2017年のフル参戦以来、昨年のモンツァでの壮絶な初優勝を含む2度の表彰台に上がった豊富な経験を持つ。

初優勝に笑顔で応えるアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー、2020年F1イタリアGPにて
初優勝に笑顔のガスリー、2020年F1イタリアGPにて / © Red Bull Content Pool

チーム代表のフランツ・トストは、ガスリーの経験が角田裕毅の成長に役立つと考えている。

「経験豊富なピエールがチームメイトである事は、日本人ルーキーである裕毅にとって早期の成長という点で役に立つだろう。またそれだけなく、チームとして好結果を狙う事も可能となる」とフランツ・トストは説明する。

「このペアは目標を達成するためのベストなシナリオだ。私はその成功を確信している」

「2021年に裕毅を起用した背景にはスクーデリア・アルファタウリの哲学がある。レッドブル・ジュニア・プログラムの有望な若手ドライバーにF1へのステップアップの機会を与え、彼らを育成していくという我々の基本方針に変わりはない」

「裕毅はそのチャンスを掴み取ったのだ」

アルファタウリ・ホンダのフランツ・トスト代表を会話する角田裕毅、2020年11月4日イモラテストにて
フランツ・トストと角田裕毅、2020年11月4日イモラテストにて / © Honda Motor Co., Ltd

フランツ・トストが口にしたように、ガスリーにはチームリーダーとしての役割が期待されているが、本人もその点は十分に自覚している。

「リーダーとしてチームを引っ張っていくための準備は出来ている」とガスリーは語る。

「裕毅は本当に速いドライバーだし、チームを前に進めていくための手助けをしてくれるだろう。共に力を合わせてそれを目指したい」

「昨年はマシン開発やパフォーマンス、週末のレースオペレーションという点で、チーム史上ベストなシーズンだったと思っている。今年は更に素晴らしい結果を求めていくつもりだ」

2021年2月15日にオーストリアのザルツブルクで開催された「スデリア・アルファタウリF1 AT02 Livery Reveal 2021 - Fashion meets Formula 1」での角田裕毅
抱負を語る角田裕毅、2021年2月15日オーストリア・ザルツブルクにて / © Red Bull Content Pool

ルーキーシーズンが故に、まずはマシンとチームに慣れる事が先決だが、角田裕毅は早い段階で結果を出したいと強く意気込んでいる。

「幸運にもシーズン開幕に向けて、スクーデリア・アルファタウリとは既に十分な時間を過ごせており、力強い関係を築いていますし、才能あふれるピエールを始めとして、みんなから多くのことを学んでいます」

「主な目標は、素早く学び出来る限り早く結果を出す事です。シーズンの開幕が待ち切れません」

今季のF1は3月12~14日のバーレーンテストを経て、3月28日のバーレーンGPで開幕を迎える。史上最多となる全23戦のシーズンに向けて、2人のドライバーはレッドブルのアスリート・パフォーマンス・センターで激しいフィットネス・テストに取り組んでいる。