シート合わせを行うフェルナンド・アロンソ、英国エンストンのルノーF1のファクトリーにて
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フェルナンド・アロンソ、火曜に地元カタロニア・サーキットでルノーF1マシンをテスト

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フェルナンド・アロンソは週明け火曜に、F1スペインGPの舞台として知られる地元カタロニア・サーキットでルノーのF1マシンをテストする事になるようだ。複数の欧州メディアが伝えた。

現時点でチーム側は正式な発表を行っておらず、またシリル・アビテブール代表もコメントを差し控えているが、ルノーは来季アルピーヌF1への合流を前に、今シーズン中にアロンソをテストさせたいとの意向を示しており、アロンソはシート合わせのために先月、ルノーの英国本拠地を訪れている。

ミーティングに臨むフェルナンド・アロンソ、フランス・パリのヴィリー=シャティヨンにあるルノーF1のパワーユニット開発拠点にて

バルセロナの北部のムンマローに位置するカタロニア・サーキットは、クライアント名は明かしていないが、13日(火)にコースを貸し出す事を認めている。

条件付きながらも、レギュレーションはプロモーションや撮影を目的とした年2回までの現行F1マシンでの走行の他、2年落ちの旧型マシンの走行を認めている。フィルミングデーの場合は距離100km以下で、プロモーション専用タイヤを使用し、必要があると判断された場合に監視人を同行させられるよう、事前にFIAにスケジュールを通知する必要がある。

例えばアルファタウリ・ホンダは今年6月に、競技規約で許可されたフィルミングデイを利用して2020年型F1マシン「AT01」を持ち込んだだけでなく、走行距離の制限なく走行できる2年落ちの2018年型「STR13」を使ってプライベートテストを行っている。

ルノーはオーストリアでのシーズン開幕前に先立って、レッドブル・リンクに2018年型の「R.S.18」を持ち込み、ダニエル・リカルドとエステバン・オコンにステアリングを握らせている他、今年2月にはフィルミングデーを利用してカタロニア・サーキットで今季型「R.S.20」のシェイクダウンを行っている。