アロンソが一転、2027年去就を先送り「僕自身よりチームのニーズ」 F1継続か“別の役割”か…ホンダには揺るがぬ確信

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フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)が、2027年以降の去就について結論を先送りした。サマーブレイク中に決断する意向を示していたが一転、2026年F1第12戦オランダGPを迎えても答えは出ず、「今後数週間か数カ月」のうちにチームと協議する考えを示した。

アロンソは、チームが自身にドライバーとして残ることを求めるなら検討するとする一方、「別の役割」で貢献できるのであれば、それも受け入れる意向があると明かした。去就を巡る判断では、自身の希望よりも、アストンマーティンに何が必要かを重視する姿勢に変化しつつある。

「僕よりもチームのニーズ」アロンソ去就保留

アロンソはサマーブレイク前、休暇中に自身の将来について考え、結論を出す意向を示していた。だが、ザントフォールトに姿を見せたアロンソは結論を出していなかった。

チームオーナーのローレンス・ストロール、チーム代表兼マネージング・テクニカル・パートナーのエイドリアン・ニューウェイと協議し、アストンマーティン側が自分に何を求めるのかも含めて判断するという。

去就についての最新状況を尋ねられると、アロンソはこう答えた。

「特に進展はない。今後数週間か数カ月でどうなるかだね。チーム、ローレンス(ストロール)、エイドリアン(ニューウェイ)と話し合って、僕ら全員にとって何が最善なのかを一緒に考え、決断することになる」

興味深いのは、ドライバー以外の役割へ移る可能性を明確に示唆したことだ。

「もし、チームにとって僕がドライブすることが必要なのであれば、それについて検討する。もし、別のポジションでより貢献できるのであれば、それについて検討するつもりだし、それでも僕は満足だ」

ただし、アロンソは自身の速さやモチベーションに疑問を抱いているわけではない。

「僕自身というより、チームが何を必要としているかだと思う。ここにいられて満足しているし、僕がここにいるのはアストンを助けるためでもある。今も速さはあると感じているし、モチベーションも高い。今後の展開を見守りたい」

アロンソは、来年も何らかのレースに出るのは「間違いない」とし、F1以外の選択肢としてダカール・ラリーやインディ500を挙げた。一方、「究極の夢」は依然としてF1で3度目のタイトルを獲得することだと強調した。

ガレージ内でチームスタッフと笑顔で言葉を交わすフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)、2026年8月21日(金) F1オランダGP FP1(ザントフォールト・サーキット)Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

ガレージ内でチームスタッフと笑顔で言葉を交わすフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)、2026年8月21日(金) F1オランダGP FP1(ザントフォールト・サーキット)

スペック2投入、数値より期待どおりの再現を

去就を決めずに後半戦に入ったことで、アロンソとアストンマーティンは今後の協議までに、2027年に向けた判断材料をさらに集めることができる。前戦ハンガリーGPでは、まず車体側で重要な前進が確認できた。

「ブダペストでトップ争いができないことは分かっていた。ただ、シャシー側の方向性が正しいかどうかを確認したかった。そこは確認できたと思う」とアロンソは語る。

「将来に向けて励みになった。相関関係もうまく取れていて、期待していたものが実際に得られた」

オランダGPではホンダのスペック2パワーユニット(PU)が実戦投入される。アロンソが求めるのは、開発段階で確認された出力向上が実際のコースでも再現されることだ。

「ここでも同じようなものを見たい。ダイノで確認したもの、そしてエンジンに期待されている追加のパワーが、コース上でも発揮される必要がある。そうなれば、将来に向けて間違いなく前向きだ」

「0.1秒であろうと1秒であろうと、数字自体はさほど重要じゃない。僕らは依然としてあまりにも遅れを取っているから、数字を気にする段階じゃない。期待していたものが実際に得られるか、それだけを確認したい」

スペック2の実戦結果は今後を考える材料になる一方、アロンソ自身は「それは重要ではない」と強調する。

アロンソは、ホンダが最終的に競争力のあるPUを作れるかどうかを疑っていない。アロンソの関心事は、問題解決へ向かう道筋がどれだけ明確になっているかだ。

「僕としては、もちろん明確な道筋が見えて、自分たちの問題を理解できていることを確認できればいい。でも、そこを心配しているわけじゃない。問題は解決できると思っている。それは時間の問題だ」

「どれだけ時間がかかるかはさておき、ホンダが非常に優れたエンジンを作れないなどとは誰も考えていないと思う。だから、そこは心配していない」

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