Courtesy Of Alfa Romeo Racing
アルファロメオ、F1アブダビGPに特別カラーのC41…引退ライコネンに”あの名言”をもじった特別メッセージ
引退するキミ・ライコネンとフォーミュラE選手権に転向するアントニオ・ジョビナッツィ。アルファロメオ・レーシングは2019年からの3年間に渡って共に戦った仲間に別れを告げるべく、F1最終アブダビGPでC41に特別なメッセージを添える。
各々へのメッセージは、両車のエンジンカバーに配されたアルファロメオのロゴに組み込まれる。ミラノ市章を表すエンブレムの赤い十字に代え、ジョビナッツィの99号車には「Grazie di tutto, Antonio(アントニオ、今までずっとありがとう)」というイタリア語の別れの言葉が記される。
一方、ライコネンの7号車には、例の名言をもじった「Dear Kimi, we will leave you alone now(親愛なるキミ、これからは君をそっとしておく事にするよ)」とのメッセージが配される。
2012年のF1第18戦アブダビGP。ロータスで3年ぶりにF1復帰したライコネンはチェッカーに向けてラップをリードしていた。
そんなライコネンに対してレースエンジニアのサイモン・レニーは、後続のフェルナンド・アロンソとのギャップを逐一報告。これに対してライコネンは「Leave me alone. I know what I’m doing(邪魔するな。何をすべきかは分かってる)」と言い放った。
スイス・ヒンウィルのチームは来年、現メルセデスのバルテリ・ボッタスをチームに迎え入れ、中国出身のF2ドライバー、周冠宇をデビューさせる。