アルファロメオF1チームの周冠宇、2022年
Courtesy Of Alfa Romeo Racing

周冠宇、2023年もF1参戦!更なる成長を確信するアルファロメオ

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アルファロメオF1チームはシンガポールGPの開催を週末に控えた9月27日(火)、バルテリ・ボッタスのチームメイトとして周冠宇が2023年もチームに残留すると正式発表した。

周冠宇は史上初の中国人F1ドライバーとして開幕バーレーンGPでデビュー。初戦でポイントを獲得する印象的なパフォーマンスを発揮した。

スプリントに向けて準備するアルファロメオの周冠宇、2022年4月23日F1エミリア・ロマーニャGPCourtesy Of Alfa Romeo Racing

スプリントに向けて準備するアルファロメオの周冠宇、2022年4月23日F1エミリア・ロマーニャGP

23歳という若さとは対照的に、その後も一貫性ある走りとレース巧者ぶりを発揮しながらC42の開発のためにシミュレーター作業に取り組み、現在コンストラクターズ選手権で6位につけるチームに貢献してきた。

周冠宇は継続発表に際して「もう1シーズン所属する機会を与えてもらえたことを嬉しく思うとともに感謝している」と語った。

「F1は僕の夢だった。初めてレースに出場した時の感覚は永遠に忘れることはないだろう」

「チームは初日から僕を迎え入れ、F1というモータースポーツの中で最も複雑なシリーズに適応できるよう助けてくれた」

「このスポーツ、そしてこのチームとともに更なる成績を残したい。シーズン当初から積み重ねてきたハードワークは、来シーズンに向けての最初の一歩に過ぎない」

「学ぶべきこと、開発すべきことはたくさんあるけど、自分達の仕事ぶりには自信を持っている。物語の次の章が楽しみだ」

チーム代表を務めるフレデリック・バスールは「彼が速い事は分かっていたが、これほど短期間でF1に適応するとは思ってもみなかった。今年の一番の驚きのひとつだ」と語った。

「それに彼は本当に良いヤツだ。チームの誰もが彼の人柄と態度を気に入っている」

「また、バルテリやエンジニアたちに質問して学ぶ謙虚さと、レースを通して得られた情報を改善に活かしていく知性も兼ね備えている」

「我々自身もチームを成長させていくつもりだが、彼もまた、今年の経験を活かして更なる一歩を踏み出してくれる事だろう」

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