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F1ロシアGP:予期せぬギアボックス交換でアルボンとラティフィにグリッド降格ペナルティ

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レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンとウィリアムズのニコラス・ラティフィは、27日の決勝レースを前に予期せぬギアボックス交換を強いられたため、F1第10戦ロシアGPで5グリッド降格を受ける。

規約ではギアボックスの6戦連続使用を義務付けており、メカニカルトラブルによる破損などの理由によってこの条件が満たせない場合、5グリッド降格が科せられる。

2日目に向けて、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、レーシングポイントの2台がギアボックスを新調しているが、これらは前戦をリタイヤする等の罰則対象外の交換だった。

予選でチームメイトのマックス・フェルスタッペンに対して1.141秒も遅れ、姉妹チームのガスリーにすら先行を許す10番手に終わったアルボンは、そのパフォーマンスの低さの理由が説明できず途方に暮れていた。降格によってアルボンは15番グリッドに並ぶ事になる。

予選後のデータ検査でギアボックスに問題があることを発見したウィリアムズは、日曜日のレースに向け、予選19番手のラティフィのギアボックスを新品へと換装することを決断した。ラティフィはアルボン同様の運命を辿り、ギアボックス変更によって20番手最下位にまで降格する。

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