Courtesy Of Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.
トト・ウォルフ、F1日本GP欠場を撤回…期待外れの開幕3戦を経て
メルセデスのトト・ウォルフ代表は今週末のF1第4戦日本GPを欠場する計画であったが、これを撤回。 鈴鹿サーキットに足を運び、現地でチームの指揮を取る事になったようだ。
ウォルフはシーズン開幕前の計画に沿って、昨年と同じように日本GPには参加せず、リモート参加する予定と報じられていた。
しかしながら期待外れの開幕3戦を経て心変わりしたようで、英「Sky Sports」はウォルフが計画を変更したと伝えた。
前戦オーストラリアGPでメルセデスは、ルイス・ハミルトンがエンジントラブルに見舞われ、ジョージ・ラッセルがクラッシュによるリタイヤを喫した。
悪夢のダブルリタイヤに終わった事で、コンストラクターズ選手権ではレッドブル、フェラーリ、マクラーレンのトップ3に大きく水を開けられ、アストンマーチンと1点差で4位を争う状況に陥った。
メルボルンでのレースを経てウォルフは、チーム代表としての自身の将来を疑問視するのは「公平」であると認めた。
メルセデスは2014年から2021年にかけて8年連続でコンストラクターズタイトルを獲得するという歴史的な成功を収めたものの、2022年に現行のグランドエフェクトカー規定が導入されて以降は僅か1勝に留まっており、7度のF1王者であるハミルトンは今季限りでチームを去りフェラーリに移籍する。