ストフェル・バンドーン「後半戦の自身の成長に満足、良い形で一年を締め括りたい」F1アブダビGP《preview》
マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンが、今週末に控えたフォーミュラ1世界選手権最終アブダビGPを前にコメントを発表した。舞台となるヤス・マリーナ・サーキットは、バンドーンがGP2時代に2勝を挙げた地。フェルナンド・アロンソがネガティブな見解を示したのとは対照的に、バンドーンはポジティブに抱負を語った。
バンドーン:アブダビGPに向けて
ストフェル・バンドーン自身の成長に満足、来年が楽しみ
シーズン最後のレースがよく知ってるサーキットってのは良いニュースだよ。ここ数戦は初めてのコースばかりだったからね。ヤス・マリーナは何度かテストで走ってるし、GP2の時には2回優勝してるんだ。あれは本当に特別な思い出さ。F1マシンでまたここを走れるのを楽しみにしてるよ。難しいテクニカルなサーキットでオーバーテイクが難しいレイアウトだけど、やり甲斐があるからね。
GP2は時間帯が違うから、日中にスタートして夜までっていうレースはあまり経験したことないけど、陽が沈んでからのドライビングは本当にクールだよね。何だか不思議な気持ちだよ。家に帰れる休み前であると同時に、来シーズンのマシン開発が始まる、いわば週末に向けての期待と”ある種のチャプターの終わり”との間にある、色んな想いが混ざりあったような不思議な気分なんだ。
今シーズンは浮き沈みが激しかったなあ。僕にとっては今年は難しいスタートから始まったけど、シーズンが進むにつれてようやく馴染んできたように感じてるんだ。チームと一緒に本当に頑張ったしね。これまでよりもコックピットが快適になったよ。シーズン後半の自分自身の成長ぶりにはすごく満足してる。学ぶことがいっぱいだったからチャレンジングな一年だったけど、最終的にはそれに足るだけの有益なものになったと思う。来年がどうなるのか待ちきれないよ。一年間を良い形で締め括るために今週末も全力を尽くすよ。
17年シーズン最終のアブダビGPは、日本時間11月24日(金)18時からのフリー走行で幕を開ける。舞台となるのは反時計回りのヤス・マリーナ・サーキット。決勝は現地夕刻よりスタートするトワイライトレースとなる。