2017年 F1アブダビGP:ドライバー別タイヤ配分表 / ウルトラ大人気、ハミルトンのみ変化球

2017年のF1ピレリタイヤcopyright Pirelli

伊ピレリは、2017年シーズン最終アブダビGPでの各ドライバー毎のタイヤ配分を発表した。新規約のもと一年に渡り繰り広げられた戦いもあと一戦。今年のアブダビは、11月24日(金)~26日(日)の日程でヤス・マリーナ・サーキットで開催される。

持ち込まれるのはお馴染みの3コンパウド。最も柔らかい黄色のソフト、赤色のスーパソフト、そして紫色のウルトラソフトタイヤだ。硬すぎると批判されたハードタイヤはお蔵入りとなっている。トワイライトレースとなるため、決勝終了時には開始時と比べて路面温度がなんと15度近くも低下する。

注目はルイス・ハミルトン、3強チームの中で唯一ソフトを2セット選択した。各ドライバーの選択はウルトラソフトタイヤに偏っており、フェラーリ、ウィリアムズ、マクラーレン・ホンダ、そしてザウバーのマーカス・エリクソンは10セットを確保している。ヤス・マリーナ・サーキットは、アブダビのヤス島に作られた半市街地コース。市街地専用タイヤのパープルが本領を発揮する。


© Pirelli

昨年アブダビで1-2を決めたメルセデス勢は、紫→黄→黄とつなぐ2ストップ作戦。上位10台のうち1ストップで走りきったのはレッドブルのマックス・フェルスタッペンのみ、スーパーソフトからソフトへとつないだ。2017年型のピレリタイヤ特性を考えると、今年は1ストップが主流となりそうだ。

F1アブダビGP特集

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