レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンが、2019年FIA F1世界選手権最終第21戦アブダビGPに先立って抱負を語った。

アルボンがF1でヤス・マリーナ・サーキットを走るのは今回が初めてとなるが、F2時代とGP3シリーズ時代にレースをしており、ARTグランプリから出走した2018年の最終アブダビのレース1では7位。レース2では2位表彰台を獲得した経験を持つ。

残り1レースを残して、アルボンは計84ポイントを獲得してドライバーズランキングで8位につけている。95点の同一ポイントでランキング6位と7位に並ぶピエール・ガスリーとカルロス・サインツまでは11ポイント。4位入賞に相当する差をひっくり返せるか？

来年のためにも好成績でシーズンを締め括りたい

アレックス・アルボン

アブダビは好きだよ。ヤス・マリーナの事はよく知ってる。最高にカッコいいサーキットだ。色んな意見の人がいるのは知ってるけど、僕は好きだ。最終セクターは本当に素晴らしい。テクニカルだし、コーナーはどれも同じようなタイプだから、1つ上手くやれれば全て上手くいく。

今週末のアブダビでは、異なる2つのムードが漂うことになるだろう。シーズン最後のレースだから、誰もがクリスマス休暇を楽しみにしている一方で、アブダビは例年、ジュニアカテゴリのF2とかF3のチャンピオンシップが決する場所だからね。

決勝の翌週に行われるテストも楽しみだけど、今は、シーズンを力強い良い成績で締め括って、その勢いを2020年に繋げたいって思ってる。

トワイライトレースとなるアブダビGPの舞台は、1周5554m、全21コーナーを有するヤス・マリーナ・サーキット。ドライコンディションとなった昨年のグランプリでは、ルイス・ハミルトン（Mercedes）がポール・トゥ・ウイン。2位はセバスチャン・ベッテル、3位はマックス・フェルスタッペンという結果だった。

F1アブダビGPは、日本時間11月29日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。

F1アブダビGP特集