ピエール・ガスリー、苦境脱せずQ1敗退「さあ、最後の戦いだ!」いざ反転攻勢へ
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アルファタウリのドライバーとして臨んだ最後の予選でピエール・ガスリーはQ1敗退に終わった。低速コーナーのグリップ不足に苦しみ、F1アブダビGP予選は17番手という結果だった。
FP3では奇妙なアクシデントに見舞われた。ターン9の出口で右フロントのホイールカバーが突如、コースに飛び散った。タイヤはパンクした。曰く、ターン3を通過した段階で既にクルマに異常があったという。
テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、一件の影響で「走行時間が失われ、明確なバランスを読み取ることができなかった」と語った。
劣勢にあるのは間違いないが、ガスリーは「挽回するチャンスは幾らでもある」と反転攻勢を誓った。
さあ、最後の戦いだ!
ピエール・ガスリー予選: 17位 / FP3: 15位
クルマのセットアップが上手くいかず、今週末はずっと巻き返しのために取り組み続けるような状況が続いている。今日は少し前進できたけど十分じゃなかった。低速コーナーでクルマが滑っていて、まだ思い通りになっていない。
予選はロンドンのラッシュアワーのような感じだったけど、それは誰にっても同じだったと思う。
長く難しいレースになるだろうけど、挽回するチャンスは幾らでもあるはずだ。
明日はスクーデリア・アルファタウリのドライバーとして臨む最後の日だから、僕自身にとってもチームのみんなにとっても、間違いなく感情的で特別な1日になるだろうね。この5年間、僕は彼らとたくさんの時間を過ごしてきた。その思い出は永遠に忘れない。
さあ、最後の戦いだ!
2022年F1アブダビGP予選ではマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得。2番手にセルジオ・ペレスが続いた事でレッドブルが最前列を独占する結果となった。
アブダビGPの決勝レースは日本時間11月20日(日)22時にフォーメーションラップ開始の時を迎える。1周5,281mのヤス・マリーナ・サーキットを58周する事でチャンピオンシップを争う。