通算13度目のポールポジションを獲得してガッツポーズを決めるメルセデスのバルテリ・ボッタスと、W11から降りるルイス・ハミルトン、70周年記念GPにて
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メルセデス︰最強マシンに乗れて「光栄」なボッタス、大事な局面でミスしたハミルトン / F1-70周年記念GP《予選》2020

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2020 F1第5戦70周年記念GP公式予選に挑んだメルセデスは、バルテリ・ボッタスが今季2度目、キャリア通算13度目のポールポジションを獲得し、ルイス・ハミルトンが1000分の63秒差で2番手に続く結果となった。

日曜の決勝レースでは2台ともがミディアムタイヤでスタートする一方、4番グリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)はハードタイヤでレースに臨む。

エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、レッドブルとは異なり、スタートタイヤはあくまでもミディアムと決めていたため、ハードタイヤは選択肢になかったと明かした。

Pos Driver Team Q1 Q2 Q3
1 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:26.738 1:25.785 1:25.154
2 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:26.818 1:26.266 1:25.217
3 ニコ・ヒュルケンベルグ レーシングポイント 1:27.279 1:26.261 1:26.082

メルセデス:F1-70周年記念GP予選

バルデリ・ボッタス予選: 1位, FP3: 2位

今日のポールは本当に気分が良いね。こんな最高のクルマに乗れて光栄だよ。本当に速い。今日みたいな予選は大好きだ。走っていて最高に気持ち良かった。

先週末のセットアップにいくつか手を加えたんだけど、今日はパフォーマンスは格段に向上していた。タイムを縮めるチャンスがあると分かっていたから、Q3の2回目の走行では各セクターをまとめ上げて、自分自身とクルマのすべて力を出し尽くよう頑張った。

今週末のコンパウンドだと1ストッパーは難しいだろうね。でもチームがあらゆる選択肢を検討して最善なものを導き出してくれるはずだ。レースペースはあると思うし、先週末みたいに上手くスタートできれば良いかな。良いポジションを得る事が出来たけど、誰もが知っての通り、ポイントは日曜日の結果で決まるものだ。

ルイス・ハミルトン予選: 2位, FP3: 1位

バルテリは今日、ファンタスティックな仕事をやってのけた。ポールが懸かったQ3の大事な局面で非常に力強いラップをまとめたんだ。

僕の方は、Q3の1回目のアタックは良かったんだけど、2回目のランがイマイチだった。最後の最後に何度かミスをしてしまい、その代償を払う事になってしまった。風向きが変わったことで今日は少し難しいコンディションだったけど、それは誰にとっても同じことだから言い訳にはならない。

このコースで前のクルマについて行くのは簡単じゃないけど、明日は(先週末よりも)ソフト寄りのコンパウンドと高い気温がチャンスをもたらしてくれる事を願っている。明日はバルテリに勝つために全力を尽くすつもりだ。


2020年 F1-70周年記念グランプリ決勝レースは、日本時間8月9日(日)22時10分にスタート。1周5,891mのシルバーストン・サーキットを52周する事でチャンピオンシップを争う。

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