
夜の東京がサーキットに。2026年Tokyo E-Prix、初のナイトレースとして開催へ
FIAフォーミュラE世界選手権は、シーズン12(2025/26年)の最新カレンダーを公表し、2026年のTokyo E-Prixをナイトレースとして開催すると発表した。日本の公道を使用した世界選手権イベントで夜間にレースが実施されるのは、今回が初の試みとなる。
3年連続の開催となるTokyo E-Prixは、2026年7月25日(土)と26日(日)の2日間にわたり、東京ビッグサイト周辺の特設コースでダブルヘッダーとして行われる。両レースとも日本時間20時にスタートする予定だ。
Tokyo E-Prixは2024年に初開催され、2025年大会では日本チームが母国初勝利を挙げた。ニッサン・フォーミュラEチームのオリバー・ローランドが第9戦を制し、その勢いを維持して同シーズンのワールドチャンピオンに輝いた。
フォーミュラEと東京都は、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを目指す気候アクション戦略を柱に連携している。ナイトレースでは、トラックサイドの照明を含むすべての電力が、先進的なバイオ燃料を活用した持続可能なエネルギーによって供給される予定だ。
小池百合子東京都知事は、「魅力あふれる東京の夜を世界に発信する大会となる」と述べ、ゼロエミッションビークルの普及や持続可能な社会の実現に向けた取り組みの加速に期待を示した。
また、フォーミュラEの共同創設者兼チーフ・チャンピオンシップ・オフィサーであるアルベルト・ロンゴは、「東京でのナイトレースは大きな節目だ」と語り、都市のナイトカルチャーと電動モータースポーツの融合に意欲を示した。
2025/26年シーズン(シーズン12)は、全11都市・17レースで構成される、シリーズ史上最大規模のカレンダーとなる。チケットの詳細は今月24日に公式サイトで発表される予定だ。
慣れ親しんだ東京の街並みが光り輝くサーキットへと姿を変える。日本初の市街地ナイトレースは、モータースポーツの新たな一章を告げる舞台となりそうだ。