アルファタウリF1の新名称に”ビッグネーム”浮上…ヒューゴ・ボスに対抗馬か
報道によるとスクーデリア・アルファタウリは2024年のタイトルスポンサー候補として「ヒューゴ・ボス（HUGO BOSS）」と交渉中だが、同じくドイツの世界的スポーツウェアメーカー「アディダス（adidas）」がチームの命名権を取得する可能性があるという。
チームやレッドブル首脳陣が認めている通り、「スクーデリア・アルファタウリ」という名前は今季末を以てF1から姿を消す見通しだ。ファエンツァのチームはマシンの設計哲学と合わせてチーム名称を変更する。
Courtesy Of Red Bull Content Pool
アルファタウリの2020春夏コレクションのファッションショー
候補として取り沙汰されているのはアストンマーチンの現在のパートナーであるヒューゴ・ボスで、「ヒューゴ（HUGO）」あるいは「ボス（BOSS）」、「ボス・オレンジ（BOSS Orange）」または「ヒューゴ・ボス・ブルズ・レーシング（HUGO BOSS Bulls Racing）」と言った名前が挙げられている。
しかしながら瑞「Blick」が伝えたところによるとアルファタウリのピーター・バイエルCEOは「彼ら（ヒューゴ・ボス）も新しいプロジェクトに関わっているが、新しい名前は遥かにビッグだ」と語った。
元国際自動車連盟（FIA）幹部のバイエルは具体的な名前を挙げていないが、同紙はナイキに次ぐ世界第2位の規模を誇るスポーツウェアメーカー、アディダスである可能性を指摘している。
Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited
ファッションブランド「ヒューゴ・ボス」のロゴが入ったアストンマーチンF1の2022年型マシン「AMR22」とアンバサダーを務めるジェシカ・ホーキンスとリザーブのニコ・ヒュルケンベルグ
アルファタウリは先日のシンガポールGPでリアム・ローソンがキャリア初となる9位フィニッシュを果たした。角田裕毅が保持していたチームの今季最高成績を塗り替える得点により、コンストラクターズ選手権9位につけるアルファロメオとの差を5点に縮めた。
バイエルは「残り8レースで状況は変わるだろう。我々が最下位に終わることはない」と自信を示した。
