アルピーヌA521をドライブするフェルナンド・アロンソ、2021年3月13日バーレーンテスト
Courtesy Of Alpine Racing

F1テスト2日目開始:天候回復 アロンソ登場、角田裕毅は順調周回…アストンマーチンはギアボックスに問題

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F1プレシーズンテスト2日目のセッションが13日現地午前10時、日本時間16時よりバーレーン・インターナショナル・サーキットで開始された。

午前のオープニング・セッションは気温23℃、路面34℃でグリーンを迎え、90分経過現在、気温の変化はなだらかながらも路面は40℃を超えた。

続報:テスト2日目総合結果

ダニエル・リカルド(マクラーレン)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)の3台は、開始1時間を経てなお計測タイムがない状態が続いていたが、90分時点では全車がタイムを残した。

ただ、アストンマーチンAMR21はギアボックス(メルセデス製)トラブルに見舞われており、ベッテルは走行僅か6周。AMR21は初日も「些細な電気系統の問題」に足を引っ張られている。

アストンマーチンのセバスチャン・ベッテル、2021年3月12日バーレーンテストにてCourtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

アストンマーチンのセバスチャン・ベッテル、2021年3月12日バーレーンテストにて

暫定トップは上顎に2枚のチタンプレートが埋め込まれたままのフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)。エネルギッシュに22周を走り込み1分32秒769を刻んだ。

ギアボックストラブルの影響で初日に周回数でダントツの最下位に終わったメルセデスはこの日、ルイス・ハミルトンが午前を担当。25周と順調に周回を重ねている。

アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は23周とまずまずの距離を稼いでいる。レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスも18周を重ねているが、ガレージ内に留まるシーンが多い。

午前のセッションはこの後日本時間20時まで行われ、1日間のランチブレイクを挟んだ後、午後に再び4時間のセッションが行われる。

Pos Driver Team Time Gap Tyre Laps
1 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ 1:32.769 22
2 カルロス・サインツ フェラーリ 1:33.072 0.303 15
3 ニキータ・マゼピン ハース・フェラーリ 1:33.101 0.332 21
4 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:33.399 0.630 25
5 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 1:33.498 0.729 28
6 ダニエル・リカルド マクラーレン・メルセデス 1:33.530 0.761 18
7 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ 1:35.534 2.765 18
8 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 1:37.067 4.298 19
9 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1:38.586 5.817 14
10 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン 1:38.849 6.080 6
ランス・ストロール アストンマーチン
ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ
シャルル・ルクレール フェラーリ
キミ・ライコネン アルファロメオ
ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス
ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ
バルテリ・ボッタス メルセデス