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F1”フロア”画像ギャラリー:メルセデスが隠し続けた”端”の細部
プレシーズンテスト開幕に伴い実車が公の目に晒された事で、メルセデスがひた隠しにしてきたフロアのディティールが初めて明らかとなった。
「W12」の新車発表に際してテクニカル・ディレクタージェームス・アリソンは「フロアの端に沿った部分」をレンダリングで隠している事を認めた。
このエリアは2021年の空力に関する一連のレギュレーション改定の中で最も大きくパフォーマンスに影響を及ぼす箇所であり、ライバルに見られなくない、というのが理由だった。
バーレーン・インターナショナル・サーキットでの公式テスト初日、メルセデスを含む全てのチームのフロアの詳細が白日の下に晒された。とは言っても、2日目、3日目に別スペックに変更される可能性も十二分にあるわけだが。
波打つようなW12のデザインは他のどのチームとも似ていない。恐らくは昨年までフロアに配されていたスリットの代わりの効果を意図したものなのだろう。リアタイヤ前方には傾斜が設けられ、幾つかの整流フィンが確認できる。
メルセデスを含む全10チームのフロアの拡大写真を以下にまとめる。