“不可避”でもペナルティ…予選3番手ピアストリ、F1イタリアGPでグリッド降格

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オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が、2026年F1第13戦イタリアGPの公式予選でリアム・ローソン(レッドブル・レーシング)の走行を妨害したとして、3グリッド降格ペナルティを受けた。

この結果、ピアストリは予選3番手ながらも6番グリッドに着く。モンツァではピアストリの他に、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、アレックス・アルボン(ウィリアムズ)、そしてローソンがパワーユニット(PU)交換に伴うグリッド降格ペナルティを受けることが決まっている。

ピアストリの降格に伴い、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンのフェラーリ勢が繰り上がり、ポールポジションのピエール・ガスリー(アルピーヌ)と2番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)の後方となる2列目を独占することとなった。

ローソン、ピアストリ妨害を経てQ2敗退

Q2終盤、最後のアタックに向かっていたローソンは、第1シケインでピアストリに進路を塞がれ、タイムを失った。

レッドブル勢は他車とは異なるタイミングで最後のアタックに入っていた。ローソンが先にマックス・フェルスタッペンを牽引し、その後はフェルスタッペンがローソンにトウを与えてQ3進出を助ける計画だった。

そのタイミングでピットからコースへ向かったピアストリは、最初に接近してきたフェルスタッペンに対しては進路を譲ることができたものの、そのまま第1シケインへ進入したところで後続のローソンを妨げる形となった。

ローソンはその後の区間でロスを取り戻せず、自己ベストを更新したもののQ3進出には届かなかった。

ローソンのQ2敗退は、レッドブルのQ3での計画にも影響を与えた。PU交換に伴うグリッド降格により決勝を後方からスタートすることが決まっていたため、チームはQ3でローソンをフェルスタッペンの牽引役として活用することを想定していた。

だがローソンがQ2で姿を消したことで、フェルスタッペンはQ3を単独で戦うこととなった。

「取れる選択肢は他になかった」も降格処分

予選後の聴聞でピアストリは、レッドブルの2台が後方から接近していることはチームからの警告で把握していたものの、両車がアタックラップに入っているとは認識していなかったと釈明した。

ピアストリは、フェルスタッペンがアタック中だと気付いた段階で可能な限り進路を譲ったが、その位置関係から第1シケインにそのまま進む以外の選択肢がなかった。

スチュワードも、ピアストリが取れる選択肢は「ほかになかった」と認めたが、同時に「意図せず、なおかつ不必要に30号車を妨害した」という事実を踏まえ、この種のインシデントにおいて標準的な3グリッド降格ペナルティを科す決定を下した。


2026年F1イタリアGP予選ではピエール・ガスリー(アルピーヌ)が驚愕のポールポジションを獲得。2番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)を0.060秒差で退けた。角田裕毅(レーシング・ブルズ)はQ1敗退に終わった。

決勝レースは日本時間9月6日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周5793mのモンツァ・サーキットを53周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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