ポールのセバスチャン・ベッテル「メルセデスの牙城を壊せたことは大きい」2017年F1ロシアGP予選後コメント
F1ロシアGPの予選で、フェラーリに2015年のシンガポール以来のポールポジションをもたらしたセバスチャン・ベッテル。2番手にチームメイトのキミ・ライコネンが続いたことで、チームはほぼ10年ぶりのフロントローを獲得、歴史的な土曜日になった。
ハミルトンを除いたフェラーリとメルセデスの三つ巴の叩きは大接戦となり、ベッテルから3位ボッタスまでのギャップは1000分の95秒という僅差であった。
ベッテル:ロシアGP予選を終えてのコメント
セバスチャン・ベッテル
予選:1位/1:33.194
「ただただ素晴らしいよ。昨日も今朝もとてもいい走りだったし、車は素晴らしかったんだ。結果はご覧の通りさ。車と上手く歩調が合わせられれば、リズムを見つけられるし車の挙動が予想できるようになる、そういうことだよ。メルセデスと接戦になることは分かってたから、別の結果になってしまう可能性もあったけどね。チームとしてフロントローを獲得できて嬉しいよ」
「予選のスタートは良かったんだ。予選Q2では少しリズムを失ってしまった。Q3の最初のアタックはあまり綺麗なラップではなかったから、それは忘れて最終アタックに向かったんだ。ここ数年はメルセデスが完璧な仕事をしていたから、チームにとっても僕にとってもそれを崩せたことは素晴らしかったし、ものすごく重要な意味を持っている。でも今大事なのは明日何をもたらすことができるってことだ。明日はこの予選結果の裏付けを取るつもりだよ」
予選の詳しい模様については「ロシアGP予選ダイジェスト」を参照いただきたい。F1ロシアGP決勝レースは、2017年4月30日(日)21:00からソチ・オートドロームにて行われる。