
レーシング・ブルズ、ベルギーGPで新人リンブラッドにアップグレードを優先投入
レーシング・ブルズは、2026年F1第10戦ベルギーGPで新たなアップグレード・パッケージを投入し、中団上位の座を固めようとしている。だが、すべてのアップグレードが搭載されるのは、アーヴィッド・リンブラッドのマシンだけだ。
時間的制約からパッケージを1台分しか用意できない場合、F1チームには、より経験豊富なドライバーに評価を任せる傾向がある。だが、レーシング・ブルズは今回、ルーキードライバーのリンブラッドにこのパッケージを優先して与えるようだ。
レーシング・ブルズがスパに持ち込んだ空力アップグレードは、新型サイドポッド、車体後方に流れる気流改善を目的とした改良型のロールフープ、改良型のフロントブレーキドラム、そして空力効率を高めた新型リアウイングと、広範にわたる。
最高技術責任者のティム・ゴスによれば、これらに加えて改良された冷却システムも含まれており、ベルギーGPでは「1台」にのみフルパッケージが搭載される。リアム・ローソンが完全なアップグレード・パッケージを試すのは、翌戦のハンガリーGPになる見通しだ。
ゴスは「直近5戦で我々は、さまざまな特性のサーキットで力強いパフォーマンスを示してきた」としたうえで、「すべてがうまくいけば、ここ最近続いているトップ10フィニッシュの流れを維持できるだろう」と展望を語った。
Courtesy Of Red Bull Content Pool
ドライバーズ記者会見でマイクを手に話すリアム・ローソン(レーシング・ブルズ)、2026年7月16日(木) F1ベルギーGPメディアデー(スパ・フランコルシャン)
一方でローソンは、好調を維持した前戦の舞台シルバーストンとスパはコース特性が「かなり似ている」と指摘し、「今回も力強い走りができない理由はないし、アーヴィッド側のほうが多いとはいえ、マシンには新しいパーツが装着される。まずは、どう機能するのか様子を見たい。うまく機能することを期待している」と語った。
ローソンはこれまでに39ポイントを獲得し、ドライバーズ選手権10位につけている。一方、今回優先的にアップグレードを受け取るリンブラッドは、計20ポイントの11位にとどまっている。