レーシング・ブルズ、2026年F1リザーブに角田裕毅と岩佐歩夢を起用。異例の日本人ダブル体制が実現

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レーシング・ブルズ(VCARB)は2月17日(火)、2026年シーズンの公式F1リザーブドライバーとして、角田裕毅と岩佐歩夢を起用することを正式に発表した。新たな技術規則の導入という重要な節目を迎える今季、日本人コンビがイタリア・ファエンツァを拠点とする同チームのバックアップを担うことになる。

角田は2025年シーズン限りでレッドブル・レーシングのレギュラーシートを失ったものの、2026年もグループ内で重要な役割を担う。レッドブル・レーシングのテスト兼リザーブドライバーを務める傍ら、姉妹チームであるVCARBもサポートする。5シーズンにわたりレギュラーとして戦ってきた経験と知見は、新時代のマシン開発において極めて貴重だ。

スプリントに先立ちパドックを歩く角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年11月29日(土) F1カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

スプリントに先立ちパドックを歩く角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年11月29日(土) F1カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)

一方、岩佐歩夢は3年連続で同チームのリザーブドライバーを務める。すでにチーム内での信頼関係は盤石とされ、シミュレーター作業や現場でのフィードバックを通じてチームの進化を支えてきた。

昨年は並み居る強豪を退け、スーパーフォーミュラで見事チャンピオンを獲得。日本最高峰の舞台で証明した速さと勝負強さを武器に、F1でのさらなる貢献と活躍が期待される。

ガレージ内でレッドブルRB21のコックピットに乗り込む岩佐歩夢、2025年4月10日(木) F1バーレーンGP(バーレーン・インターナショナル・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

ガレージ内でレッドブルRB21のコックピットに乗り込む岩佐歩夢、2025年4月10日(木) F1バーレーンGP(バーレーン・インターナショナル・サーキット)

VCARBの今季レギュラードライバーはリアム・ローソンとアーヴィッド・リンブラッドが務めている。注目されるのは、万が一両者のいずれかがグランプリに出場できなくなった場合、どちらの日本人ドライバーが「VCARB 03」のステアリングを握るのかという点だ。

実績十分の角田か、勢いに乗る岩佐か。現時点でチームは優先順位を明らかにしておらず、代役出場を巡る状況は不透明なままだ。