ストロールがイン側を走行していたサインツに追突
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ウィリアムズF1:”優勝にも等しい6位”のマッサ、3戦連続リタイヤのストロール…2017年F1バーレーンGP決勝後コメント

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ウィリアムズのフェリペ・マッサとランス・ストロールが、バーレーンGPの決勝レースを終えてコメントを発表した。

マッサは「優勝にも等しい6位」に輝き、チームをコンストラクターズランキング5位へと押し上げた。一方のストロールは3戦連続のクラッシュリタイヤを喫した。カルロス・サインツとのアクシデントについてはレース後に審議が開かれ、サインツに対して次戦ロシアGPでの3グリッド降格処分とペナルティーポイント2点が言い渡されている。とは言え、今回のクラッシュもまた中国GPでのエステバン・オコンとの接触と全く同じように、ストロールがイン側に全く注意していないことが引き金であったのは明らかだ。

ウィリアムズ:バーレーンGP決勝後コメント

フェリペ・マッサ
決勝:6位, 予選:8位

「素晴らしいスタートを決めてレースをコントロールしたよ。素晴らしい日だったと言えると思う。最初の1周は凄かったよ!まずはヒュルケンベルグを抜き、4コーナーでキミをオーバーテイクさ。その後、僕はタイヤをうまく使いこなしてセーフティーカーの後にダニエルを抜き去ったわけ。でもしばらくすると、彼らはタイヤからペースを引き出して僕を追い抜いていっちゃった。正直に言うと、今日の結果は僕らにとって勝利に等しいものだと思う。今日はチーム代表のフランクの誕生日だったんだ。彼には勝利がふさわしいと思うけど、今日の結果は勝利みたいなものさ。僕は彼がこの結果に満足してくれてチームを誇りに思ってくれると思う」

75歳の誕生日を迎えたフランク・ウィリアムズ
©F1 75歳の誕生日を迎えたフランク・ウィリアムズ

ランス・ストロール
決勝:リタイヤ, 予選:12位

「サインツがピットレーンから出てくるのを見たよ。僕がブレーキングゾーンにいた時、彼は僕の50mか60m後ろにいたんだ。僕は既にターンインしていて彼が僕のマシンの側面にぶつかった。他に何も言うことはないよ。ビデオを見たし、馬鹿げたことさ。レースは悪くなかったと思ってる。スタートが悪くて幾つか順位を失っちゃったけど、早めのピットインをしてソフトタイヤに履き替えたらかなりいい感じになったんだ。がっかりしてるし、すぐにでもツキが戻ってくるのを祈ってるよ。悔しいけど、レースはまだたくさん残ってるからね」


2017年バーレーンGPの詳しい模様については「F1バーレーンGP《決勝》結果とダイジェスト」を参照されたい。

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