英国シルバーストン・サーキットでF1マシンを初ドライブするハースの小松礼雄代表とジーン・ハース、2025年
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小松礼雄と中嶋一貴、ハースF1マシンをドライブへ―グッドウッド2025で

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2025年7月10日から13日にかけて英サセックス州で開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード/FoS」において、ハースF1チーム代表の小松礼雄と、TOYOTA GAZOO Racing Europe副会長の中嶋一貴が、それぞれハースのF1マシンをドライブすることが明らかとなった。

小松は7月11日(金)、チームオーナーのジーン・ハースとともに2024年型「VF-24」を走らせる予定。これはハースF1の参戦10シーズン目と、第10戦カナダGPで達成した通算200戦目のグランプリ出走を記念した特別プログラムの一環となる。

両者は事前に、英シルバーストン・サーキットにて非公開のシェイクダウン走行を実施し、F1マシンでの走行を経験済みだ。

英国シルバーストン・サーキットでF1マシンを初ドライブするハースの小松礼雄代表、2025年 (1)Courtesy Of Haas

英国シルバーストン・サーキットでF1マシンを初ドライブするハースの小松礼雄代表、2025年 (1)

ハースの小松礼雄代表、2025年に英国シルバーストン・サーキットで行われたF1マシン初ドライブのための非公開シェイクダウンにてCourtesy Of Haas

ハースの小松礼雄代表、2025年に英国シルバーストン・サーキットで行われたF1マシン初ドライブのための非公開シェイクダウンにて

一方の中嶋は、イベント初日となる7月10日(木)に2023年型「VF-23」をドライブし、グッドウッド名物のヒルクライムに挑戦する。12日(土)と13日(日)には、現役レギュラードライバーであるオリバー・ベアマンとエステバン・オコンが、VF-23およびVF-24の走行を担当する予定だ。

FoSは、英国のリッチモンド公爵チャールズ・ゴードン=レノックスが1993年に創設したモータースポーツイベント。多種多様なレーシングカーや市販車が、リッチモンド公爵の所有する広大な敷地内に設けられたヒルクライムコース(全長1.16マイル/1.856km)を走行するほか、展示などを通じて来場者を楽しませる。