2025年F1カナダGP《決勝》ハイライト動画：ついに同士討ち…メルセデスがW表彰台、角田は追い上げも入賞ならず
6月15日、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われた2025年FIA F1世界選手権第10戦カナダGPでは、ジョージ・ラッセルがポール・トゥ・ウィンで自身通算4勝目を挙げ、メルセデスに今季初勝利をもたらした。
マックス・フェルスタッペン（レッドブル）が2位に続き、アンドレア・キミ・アントネッリ（メルセデス）がキャリア初となる3位表彰台を獲得。メルセデスが今季初のダブル表彰台を達成した。
角田裕毅（レッドブル）は18番手スタートから追い上げを見せたものの、12位でフィニッシュ。惜しくも入賞には届かなかった。
決勝：ハイライト動画
地元カナダ出身のランス・ストロール（アストンマーチン）は、47周目のバックストレートでピエール・ガスリー（アルピーヌ）と接触。イン側のラインを守る過程で、アウト側を走るガスリーを芝生に押し出す形となり、スチュワードは即座に10秒のタイムペナルティを科した。
残り3周に入った直後、かねてより懸念されていたコンストラクターズランキング首位のマクラーレン勢による同士討ちがついに発生した。
ランド・ノリスがオスカー・ピアストリの左リアに接触。ピアストリは走行を続けて4位でフィニッシュしたが、ノリスはその場でマシンを止め、レースはセーフティーカー（SC）導入下のまま終了した。
ノリスは直後の無線で、「ごめん。全部僕が悪い。僕のせいだ。自分でも馬鹿だったと思う」と語り、自らの過失を即座に認めた。
次戦オーストリアGPは日本時間6月27日(金)のフリー走行で幕を開ける。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。
