アイザック・ハジャー、ペレスに代わりレッドブルRB20をドライブ…F1イギリスFP1で
シルバーストン・サーキットで開催されるF1第12戦イギリスGPのフリー走行1でレッドブルは、レギュラー・ドライバーのセルジオ・ペレスに代えてアイザック・ハジャーを起用する。
19歳のフランス人ドライバーは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われた昨季アブダビGPの1回目のプラクティスでRB19を駆り、同じくレッドブルから参加したジェイク・デニスに対して0.2秒遅れの17番手タイムを刻んだ。
F1競技規定はシーズン中に2回のプラクティスで、グランプリ参戦経験が2戦以下のドライバーを起用するようチームに義務付けている。
レッドブル及びRBのリザーブ・ドライバーを務めるリアム・ローソンはこの要件に合致せず、4月の日本GPでRBは、ダニエル・リカルドに代えて岩佐歩夢をフリー走行で起用した。
ハジャーの母国フランスと、ペレスの母語であるスペイン語圏の複数のメディアがペレスの代わりにハジャーがドライブすると報じた翌日、レッドブルはフリー走行を24時間後に控え、これを正式発表した。
現在、FIA-F2選手権ドライバーズ・ランキング2位につけるハジャーは、通算3回目となるF1プラクティスに向けた準備として2日(火)、ミルトンキーンズのファクトリーでシミュレーターを使った準備に取り組んだとされる。
F1イギリスGPのプラクティスでステアリングを握る若手ドライバーはハジャーだけではない。
オリバー・ベアマンは2024年シーズンに計画されている6回の出走の内の3回目として、地元でハースVF-24をドライブする。
また、ジャック・ドゥーハンはアルピーヌのピエール・ガスリーに代わって、フランコ・コラピントはウィリアムズのローガン・サージェントに代わって、それぞれFP1セッションを担当する。