フェルナンド・アロンソ、2戦連続Q1敗退「できる事は何もない」お手上げモード
5月25日のF1モナコGP公式予選でまさかの16番手に終わったフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)は、「できる事は何もない」として日曜のレースでの巻き返しを諦めた様子を見せた。
2度のF1ワールドチャンピオンは前戦エミリア・ロマーニャGP予選で19番手に終わった。Q1敗退は2戦連続だ。チームメイトのランス・ストロールは14番手で予選を終えた。
予選の敗因についてアロンソは「トラフィックが酷かった。それが僕らの予選の致命的な要因になったと思う」と振り返った。
「ターン11で1台に阻まれコンマ3秒を失い、最終コーナーで更にもうコンマ2秒を失った。ラップ開始待ちの3台がそこに止まってたんだ」
「でも誰のせいでもない。誰にも消える事なんてできないわけだからね。これがモナコだ。クルマもかなり大きいし」
「今日は誤ったタイミングで間違った場所にいる事になった。これはモナコでは本当に痛い」
ルノーとマクラーレンから出走した2006年と07年にトップチェッカーを受けるなど、過去に20回に渡ってモンテカルロ市街地コースでレースをしてきたアロンソは、ここが如何に挽回不能な地であるかをよく知っている。
レースの見通しについてアロンソは「本当にトリッキーになるだろうね。でも、できる事は何もない。土曜日に上手くやらなきゃならなかったんだから。今日は上手くいかなかった。だからもっと頑張らないと」と付け加えた。
2024年F1モナコGP予選ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得。2番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)が続く結果となった。
決勝レースは日本時間5月26日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周3340mのモンテカルロ市街地コースを78周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。