パスカル・ウェーレイン
人物データ
名前 | パスカル・ウェーレイン / Pascal Wehrlein |
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国籍 | ドイツ |
出身地 | ジークマリンゲン |
生年月日 | 1994年10月18日 / 30歳 |
身長 | 171cm |
体重 | 72kg |
F1デビュー | 2016年 |
カーナンバー | 94 |
WEBサイト | www.pascal-wehrlein.de |
SNS | twitter facebook instagram |
パスカル・ウェーレインはドイツ出身のレーシングドライバーであり、ドイツとモーリシャスの二重国籍を保持する。2015年にドイツツーリングカー選手権(DTM)でチャンピオンに輝くと、2016年にメルセデスの支援の元、マノー・レーシングよりF1デビューを果たした。
長らくメルセデスの育成ドライバーとしてキャリアを歩んでいたが、2018年9月14日、シルバーアローはパスカル・ウェーレインとのジュニアプログラム契約の終了を発表。フリーエージェントとなったウェーレインは、マヒンドラレーシングを契約を交わし第5シーズンのフォーミュラEに参戦。これと合わせて2019年はスクーデリア・フェラーリのシミュレータードライバーを務める。
主なキャリア
DTM王者としてマノーからF1デビューしたウェーレインは、その後ザウバーへと移籍し2シーズンに渡ってF1に参戦。非力なマシンにも関わらずチームに貴重な選手権ポイントを持ち帰る活躍を見せ、将来が期待されていたが、2017年末でシートを喪失。メルセデスからDTMに復帰するも、シルバーアローの撤退に伴い、フォーミュラEに転向した。
- 2011年
- ADACフォーミュラ・マスターズでタイトル獲得
- 2013年
- ヨーロッパ・フォーミュラ3にスポット参戦
- 2014年
- メルセデスのリザーブドライバーに就任
- 2015年
- DTM参戦3年目に史上最年少チャンピオン
- 2016年
- マノーからF1デビュー
- 2017年
- ザウバーに移籍。5ポイント獲得し年間18位
- 2019年
- マヒンドラからフォーミュラEデビュー
スクーデリア・フェラーリ開発ドライバー
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F1での戦歴
マノー時代 – 2016年
2016年にメルセデスエンジンを搭載するマノーからF1デビュー。資金難とマシンの戦闘力不足に苦しむマノーであったが、オーストリアグランプリで10位入賞を果たす。チームは同年を以てF1を撤退し破産する。
ザウバー時代 – 2017年
2017年はザウバーに移籍も、同年シーズン前に行われたレース・オブ・チャンピオンズでクラッシュし背中を負傷。開幕戦オーストラリアGPでは、3回目のフリー走行以降をアントニオ・ジョヴィナッツィにバトンタッチ、自身は欠場。翌第二戦中国GPも欠場し、不安なシーズン立ち上がりとなった。
復帰後は安定した走りをみせたが、シート獲得を確実にさせるような光ったレースはなく残留は叶わなかった。シーズン終了後、チームは2018年シーズンよりアルファロメオをタイトルスポンサーに迎える事を発表。代わりに起用されたのはフェラーリ育成ドライバーのシャルル・ルクレールであった。
チームメイトのマーカス・エリクソンは残留。ウェーレインは5ポイントでドライバーズランキング18位であったが、対するエリクソンは0ポイントの20位であった。