角田裕毅のスクーデリア・アルファタウリAT04のリアとメカニック、2023年9月1日(金) F1イタリアGP(モンツァ・サーキット)
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2023 F1イタリアPU投入状況:角田裕毅含む6台が新エンジン、降格リーチに到達

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国際自動車連盟(FIA)のF1テクニカル・デリゲートによる発表を元に、2023年F1第15戦イタリアGPにおける各ドライバー毎のパワーユニット(PU)投入状況を以下にまとめる。本ページは必要に応じて随時アップデートされる。

ラップタイムの77%、全長の80%がエンジン全開となるモンツァでは、角田裕毅(アルファタウリ)を含む6台が4基目のニューエンジン(ICE)を開封。エステバン・オコン(アルピーヌ)もターボとMGU-Hの封を切り、計7台が交換を実施した。

Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
シャルル・ルクレール 4 4 4 4 6
カルロス・サインツ 4 4 4 4 5
ジョージ・ラッセル 4 4 4 4
エステバン・オコン 4 4
バルテリ・ボッタス 4 4 4 4 6
リアム・ローソン 4 4 4 4 5
角田裕毅 4 4 4 4 5

モンツァはエンジンパワーがラップタイムに与える影響が大きい。ロングストレートの存在も去る事ながら、それに至る起点が低速コーナーであるため加速時のパワーが要求されるためだ。ニューエンジンのアドバンテージは少なくない。

アゼルバイジャンGPを前に競技規定が改定された事で、V6ハイブリッド・ターボ導入10年目の今年はICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kが各々年間4基まで使用できる事となった。CE、ESは各2基まで、そしてエキゾーストは年間8セットまでに使用が制限されており、超過した場合はグリッド降格ペナルティが科される。

F1イタリアGP:パワーユニット通季投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
レッドブル・ホンダRBPT M.フェルスタッペンVER 3 3 3 3 2 2 4
S.ペレスPER 3 3 3 3 3 3 4
フェラーリ C.ルクレールLEC 4 4 4 4 3 4 6
C.サインツSAI 4 4 4 4 2 2 5
メルセデス G.ラッセルRUS 4 4 4 4 2 2 4
L.ハミルトンHAM 3 3 3 3 2 2 5
アルピーヌ・ルノー E.オコンOCN 3 4 4 3 2 2 5
P.ガスリーGAS 4 4 4 4 2 2 5
マクラーレン・メルセデス O.ピアストリPIA 3 3 3 3 2 2 5
L.ノリスNOR 4 3 3 3 2 2 6
アルファロメオ・フェラーリ V.ボッタスBOT 4 4 4 4 2 2 6
周冠宇ZHO 4 4 4 4 2 2 5
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 3 3 3 3 2 2 4
F.アロンソALO 3 3 3 3 2 2 4
ハース・フェラーリ K.マグヌッセンMAG 5 5 5 3 3 3 6
N.ヒュルケンベルグHUL 5 5 5 5 2 3 6
アルファタウリ・ホンダRBPT L.ローソンLAW 4 4 4 4 3 3 5
角田裕毅TSU 4 4 4 4 2 2 5
ウィリアムズ・メルセデス A.アルボンALB 4 4 4 4 2 2 4
L.サージャントSAR 3 3 3 3 2 2 5

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