雨のスパ・フランコルシャンを走行するセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)、2023年7月28日(金)F1ベルギーGP FP1
Courtesy Of Red Bull Content Pool

F1ベルギー:グリッド決定の予備計画発表、雨による予選実施不可に備えて

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悪天候により7月28日(金)の予選がキャンセルされた場合、日曜に行われるF1第13戦ベルギーGPのスターティング・グリッドはFP1のリザルトではなくチャンピオンシップ順で決定される事となった。

今週末のスパ・フランコルシャンは3日間を通して雨が予想されている。連日ともに午前は曇りの予報だが、午後に雨が見込まれており、予選は雷雨、スプリントは豪雨、レースもまたウェットとなる可能性がある。

FP1は定刻通りに開始されているが、雨の影響で各車、ガレージ内に籠もる時間が多く、開始40分の時点での最多ラップは角田裕毅(アルファタウリ)の8周という状況だ。

FP1のリザルトをグリッドに使わない決定を下した理由について国際自動車連盟(FIA)は「各チームが週末の最初のセッションを競争セッションとして扱わないようにするため」だと説明した。

決勝のグリッドを決する予選はシュートアウトやスプリントよりも優先順位が高い。そのため予選が予定通り実施できない場合、2日目のセッションをキャンセルまたはリスケする事で予選を行う方針が合わせて明らかにされた。

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