F1ハンガリーGP《予選》ハイライト動画:ATA導入で2003年以来の大激戦!ハミルトンが33戦ぶりのポール
FIA-F1世界選手権第12戦ハンガリーGP予選では、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が2021年のサウジアラビアGP以来、33戦ぶりとなる通算104回目のポールポジションを獲得した。ハンガロリンクでのポールは通算9回目。単一コースでの歴代最多ポール記録を更新した。
2番手に甘んじたのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)で、その差は僅か1000分の3秒だった。トップ10のギャップは僅か0.577秒と、代替タイヤ配分方式(ATA)が初めて導入された今週末は、2003年ブラジルGP以来の大激戦となった。20年前のインテルラゴスでもトップ10の差は0.577秒だった。
予選 ハイライト動画
Q1ではジョージ・ラッセル(メルセデス)が、Q2ではカルロス・サインツ(フェラーリ)が敗退を喫した。ハミルトンは誰よりも遅くQ3の最終ラップに入り、暫定ポールにつけていたフェルスタッペンのタイムを最後の最後で上回ってみせた。
3、4番手には好調マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリが続いた。周冠宇(アルファロメオ)は大金星の5番手を刻み、本家フェラーリ勢を上回る速さを見せた。
角田裕毅(アルファタウリ)は17番手でQ1敗退を喫し、本大会からチームに加わったばかりの僚友ダニエル・リカルドは13番手を記録した。
FP3 ハイライト動画
ハミルトンは予選直前のプラクティスでも2台のレッドブルを抑えてトップタイムをマークした。5番手につけたノリスは唯一ミディアムタイヤを履いてトップ10に食い込んだ。
2023年F1ハンガリーGP決勝レースは日本時間7月23日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4381mのハンガロリンクを70周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。