マックス・フェルスタッペン（レッドブル）がF1第5戦マイアミGPを前に、2024年のインディカー・シリーズ用に開発された800馬力のハイブリッド・パワーユニットを搭載する「Honda CR-V Hybrid Racer」をドライブした際の動画が公開された。

ホームステッド＝マイアミ・スピードウェイでインディカー・ドライバーのジェームス・ヒンチクリフからカスタムメイドのCR-Vを紹介されたフェルスタッペンは、派手なバーンナウトを披露するなど、楽しそうにステアリングを握った。

赤と青のグラフィカルな模様とリアエンドを覆う巨大なウイングが目を引く「HPDビースト」は、ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント（HPD）がワンオフで製作したもので、2.2リッターV6ツインターボ・ハイブリッドエンジンにXtrac製6速トランスミッションを搭載する。

今回の走行についてフェルスタッペンはマイアミGPを前に「インディカーの新しいエンジンにNSX GT3のフロントエンドという組み合わせがかなり面白かった。ロードタイヤを履いていたから、かなり滑ったけど、本当に楽しかった」と語った。